XML サイトマップ
- 東京のホームページ制作会社|ブラボーウェブ
- ホームページ制作用語集
- XML サイトマップ
XMLサイトマップとは
XMLサイトマップとは、検索エンジン(主にGoogleやBingなど)に対して、ホームページ上に存在する全てのページの構造や情報を正確に伝えるための特別なファイル形式のサイトマップです。これはHTMLで人間が閲覧するためのものとは異なり、検索エンジンのクローラー(bot)に向けた指示書のような役割を果たします。
ファイルは通常、sitemap.xml
という名前で保存され、ドメイン直下
(例:https://example.com/sitemap.xml)にアップロードされます。
なぜXMLサイトマップが重要なのか?
現代のSEOにおいて、XMLサイトマップは欠かせない存在です。特に次のようなケースでは、検索エンジンに効率よくインデックスさせるための最適な手段となります。
- 新規に立ち上げたばかりのサイト(外部リンクが少なく、クローラーに見つかりにくい)
- JavaScriptなど動的要素が多く、通常クロールされづらい構造のサイト
- 商品数やページ数が膨大なECサイトや不動産サイトなど
- カテゴリーやアーカイブ構造が複雑なブログやニュースメディア
クローラーはリンクをたどってページを見つけていきますが、リンクが少ない・深い階層にあるページは見逃されることもあります。XMLサイトマップを通じてこれらの情報を事前に通知することで、検索エンジンに効率的に全ページをクロールさせ、インデックス登録の機会を最大化できます。
XMLサイトマップに記載できる情報
XMLサイトマップには、以下のような情報を含めることができます。
- 各ページのURL
- 最終更新日時(
<lastmod>
) - 更新頻度の目安(
<changefreq>
) - 優先度(
<priority>
)※相対的な重要度(0.0~1.0)
<url>
<loc>https://example.com/about</loc>
<lastmod>2024-06-01</lastmod>
<changefreq>monthly</changefreq>
<priority>0.8</priority>
</url>
これにより、検索エンジンは「どのページを」「どのくらいの頻度で」クロールすべきかの目安を把握できます。
作成と登録の方法
1. 作成方法
- WordPressを利用している場合は、「Yoast SEO」や「All in One SEO」などのプラグインで自動生成可能です。
- 静的サイトの場合は、手動作成も可能ですが、「XML-Sitemaps.com」などの無料生成ツールを利用すると効率的です。
2. アップロードと通知
sitemap.xml
をサーバーのルートディレクトリ(/public_html
など)にアップロードします。- Google Search ConsoleやBing Webmaster Toolsを使用して、検索エンジンにサイトマップのURLを登録します。
注意点とベストプラクティス
- 1ファイルのURL数の上限は 50,000件、ファイルサイズは 50MB まで(それ以上はインデックスファイルを作り分割)
- 404ページ、noindexページ、重複ページなどは含めない
- HTTPSと正規URLで記載する
- 頻繁に構造が変わるサイトは、自動更新機能を設定するのがベスト
WordPressでXMLサイトマップを自動生成・送信する方法
WordPressでXMLサイトマップを自動作成・送信するための設定手順をご説明します。
SEO対策を意識したホームページ運用において、これは基本かつ必須の対応です。
1. プラグインを使ってXMLサイトマップを自動作成
推奨プラグイン①:Yoast SEO
初心者にも扱いやすく、多機能なSEO対策プラグイン。
設定手順:
- 管理画面 > プラグイン > 新規追加 から「Yoast SEO」を検索してインストール、有効化。
- 「SEO」メニュー > 「一般」 > 「機能」タブを開く。
- 「XMLサイトマップ」機能を「有効」にする。
- 有効にした後、「?」アイコンをクリックすると、サイトマップのリンクが表示されます
(例:https://example.com/sitemap_index.xml)
推奨プラグイン②:All in One SEO (AIOSEO)
中小企業サイトにも最適。より細かい制御が可能。
設定手順:
- プラグインから「All in One SEO」をインストールし、有効化。
- 管理画面の「All in One SEO」>「サイトマップ」へ進む。
- 「有効化」にチェックを入れると、自動で
sitemap.xml
が生成される。 - 必要に応じて、投稿・固定ページ・カテゴリー・タグなどの出力設定を調整可能。
2. 検索エンジンにサイトマップを送信する
Google Search Console で送信
- Google Search Console にアクセス。
- 対象のサイトをプロパティとして登録。
- 左メニュー「サイトマップ」をクリック。
sitemap_index.xml
やsitemap.xml
を入力して「送信」。
Bing Webmaster Tools で送信
- Bing Webmaster Tools にアクセス。
- サイトを登録後、ダッシュボード > サイト設定 > 「サイトマップ」から同様に送信。
3. 自動送信機能の利用(Ping送信)
Yoast SEOやAIOSEOでは、サイト更新時に自動でGoogleにPing送信(通知)される設定がデフォルトで組み込まれています。
これにより、新しいコンテンツや更新情報が即座に検索エンジンに伝わるため、インデックス速度が向上します。
WordPressでサイトを運用する中小企業にとって、XMLサイトマップの自動生成と送信はSEOの基本インフラです。プラグインを活用することで、専門知識がなくても簡単に検索エンジンと正しく連携できる環境を整えることができます。
XMLサイトマップ まとめ
XMLサイトマップは、検索エンジンにサイトの構造を正しく伝え、確実にインデックスしてもらうための強力なSEOツールです。特に中小企業のサイトや新規立ち上げサイト、ページ数の多いサイトにとっては、検索流入を最大化するための土台となります。SEO対策としても初期段階からしっかり導入・運用しておくべき基本施策といえるでしょう。
SEO
- W3C
- HTML
- SEO
- 3クリックルール
- AMP (Accelerated Mobile Pages)
- E-A-T
- EFO(Entry Form Optimization)
- EMDアップデート(Exact Match Domain)
- Google Analytics
- Google Search Console
- LPO (Landing Page Optimization)
- セッション数
- SEM (Search Engine Marketing)
- アクセシビリティ(Web Accessibility)
- アルゴリズム(Algorithm)
- オーガニック検索(Organic Search)
- クローラー(Crawler)
- サーチエンジン(検索エンジン)
- サイトマップ(Sitemap)
- スモールキーワード (Small Keyword)
- ディスクリプション(description)
- トラックバック
- ページタイトル(titleタグ)
- ページレイアウトアルゴリズム(Page Layout Algorithm)
Webマーケティング
- KPI
- KGI
- 3C分析
- CPC(Cost Per Click)
- Google Analytics
- Google Adsense
- Google Search Console
- LP(ランディングページ)
- meme(ミーム)
- moblog
- Paied Search
- PV(Page View)
- UU(Unique User)
- SEM (Search Engine Marketing)
- SNS(Social Networking Service)
- UX(User Experience)
- アクセス解析
- アフィリエイト (Affiliate)
- アルゴリズム(Algorithm)
- インフォメーション・アーキテクチャ(Information Architecture)
- エスクローサービス
- オウンドメディア(Owned Media)
- オーガニック検索(Organic Search)
- クリック率 (CTR)
- コンテンツマーケティング(Content marketing)
- コンバージョン(Conversion)
- スモールキーワード (Small Keyword)
- ブログ(Blog)
- マーケティングの4C
- マーケティングの4P
- リファラー(Referrer)
- 競合分析
- AIDMA(アイドマ)
ホームページ制作その他
- W3C
- CSS
- HTML
- 3クリックルール
- AMP (Accelerated Mobile Pages)
- CGI
- CMS(Contents Management System)
- EFO(Entry Form Optimization)
- EMDアップデート(Exact Match Domain)
- Flash
- FTP(File Transfer Protocol)
- JavaScript
- JIS漢字コード(Japanese Industrial Standards Code)
- LP(ランディングページ)
- LPO (Landing Page Optimization)
- PHP
- QRコード(Quick Response)
- RSS
- SSL(Secure Sockets Layer)
- URL(Uniform Resource Locator)
- WWW(World Wide Web)
- XHTML
- アーカイブ
- アカウント
- オールドドメイン (Old Domain)
- カラム(Column)
- カルーセル(Carousel)
- キャッシュ(Cache)
- グローバルアドレス(グローバルIPアドレス)
- グローバルナビゲーション (Global Navigation)
- コーディング
- サーバー(Server)
- サイトマップ(Sitemap)
- サブディレクトリ (Subdirectory)
- サブドメイン(Subdomain)
- ソースコード(source code)
- タイトルタグ (title tag)
- ティザーサイト(Teaser site)
- ドメイン
- トラックバック
- トランジション(transition)
- ナビゲーション(Navigation)
- ハイパーリンク(Hyperlink)
- レンタルサーバー
- バグ(Bug)
- パンくずリスト(Breadcrumb List)
- フォント
- フッター(footer)
- プラグイン(plugin)
- プリローダー(preloader)
- インラインフレーム(iframe)
- ブログ(Blog)
- ページタイトル(titleタグ)
- ベーシック認証(Basic認証)
- ページレイアウトアルゴリズム(Page Layout Algorithm)
- ポータルサイト
- ポップアップウィンドウ
- モバイルファースト(Mobile First)
- リダイレクト(Redirect)
- レスポンシブ(レスポンシブデザイン)
- ローカルナビゲーション
