Google Search Console
- 東京のホームページ制作会社|ブラボーウェブ
- ホームページ制作用語集
- Google Search Console
Google Search Consoleとは
Google Search Console(GSC)は、Googleが公式に提供する無料のWebサイト解析・管理ツールで、主にWeb担当者やマーケター、開発者がGoogle検索での自社サイトの表示状況・健全性・検索パフォーマンスを把握し、改善のためのアクションに繋げるために使用します。
かつては「Google Webmaster Tools」と呼ばれていましたが、SEOの重要性の高まりとともに、より戦略的な“マーケティングツール”へ進化してきました。
検索パフォーマンスの可視化とSEO改善の中核ツール
Google Search Consoleでは、以下のような検索エンジンとのやり取りを数値化・可視化することができます。
検索クエリ分析
- どんなキーワードで検索され、その結果どのページが表示され、どのくらいクリックされたのかを可視化
- 「検索順位が上がったのにCTRが伸びない」といった課題も発見できる
- SEOコンテンツのPDCAを回すのに最も重要な情報源の一つ
表示・インデックスの管理
- Googleがどのページをインデックスしており、インデックスされない原因(noindex設定、クロールエラーなど)も判別可能
- 新規ページや更新ページは「URL検査ツール」からクロール申請が可能で、インデックスを早めることができる
構造化データとリッチリザルトの診断
- 構造化データマークアップ(schema.org)の実装状態をチェックし、リッチスニペット(FAQ、レビュー、パンくずなど)の表示状況をモニタリングできる
- 検索結果上での視認性・クリック率向上に直結
トラブルの早期検知と対応
エラー検出機能
- サイトマップの読み込み不具合
- サーバー応答遅延やタイムアウト
- 404エラー(ページが見つからない)やリダイレクトエラーなどが一覧で表示される
→ SEO順位が落ちる前に修正可能
セキュリティ警告
- マルウェア感染、スパム、なりすましページなどの攻撃が検出された場合、通知が届く
- 対応しないと検索結果からの除外やラベル警告表示など、重大なペナルティを受ける可能性がある
モバイルファースト時代のユーザビリティ診断
- 「モバイルユーザビリティ」レポートでは、スマホでの表示時に「クリック可能エリアが近すぎる」「文字サイズが小さすぎる」といったUX上の問題を洗い出すことができる
- Googleのモバイルファーストインデックス(MFI)に完全対応するためには、必須の診断機能
導入と活用の流れ(初級〜中級)
- ドメイン登録と所有権の確認
DNS設定やHTMLタグでサイトの所有権を確認
GA4との連携も推奨されており、包括的なデータ活用が可能に - XMLサイトマップの送信
「sitemap.xml」を送信し、検索エンジンに効率的なクロールを促す - URL検査ツールの利用
新規ページや更新ページの即時クロール申請
noindex誤設定やブロックを検知 - パフォーマンスデータの定点観測
表示回数・CTR・掲載順位などをキーワード単位/デバイス別/国別に分析
順位低下の要因分析にも有効(競合流入やCTR減少の兆候) - ページエクスペリエンスの評価確認(Core Web Vitals)
LCP(読み込み速度)・FID(インタラクティブ性)・CLS(視覚的安定性)など
SEO評価の一部として扱われるため改善が必須
Google Search Consoleの活用で得られるメリット
- SEO施策の精度向上
明確なデータに基づき、改善点を把握しながら継続的な最適化が可能 - Googleとの対話
「Googleがどう見ているか」を直接確認できる唯一の公式ツール - 検索トラブルの早期検知・対応
インデックスエラーや手動ペナルティ、セキュリティリスクを素早く把握 - マーケティング活動の基盤
「検索に強いホームページ」を作る上での必須分析ツールとして、あらゆる施策の判断材料となる
中小企業が押さえるべき Google Search Console のチェックポイント
中小企業がWeb集客を強化するうえで、Google Search Console(GSC)はコストをかけずに活用できる非常に有効なツールです。以下の項目を定期的にチェックすることで、検索順位やユーザー行動の改善につなげることができます。
1. パフォーマンスレポートの確認
検索されたキーワードとクリック数、表示回数、CTR(クリック率)、掲載順位を確認します。サービス名や地名付きキーワードで正しく表示されているかをチェックし、CTRが低いページはタイトルやディスクリプションを改善します。
2. インデックス状況の把握
「ページ」メニューからインデックス登録されていないページやエラー内容を確認します。重要なサービスページやブログ記事が「クロール済み - インデックス未登録」や「404」になっていないかをチェックします。
3. URL検査ツールの活用
新規ページやブログ記事を公開した際は、URL検査ツールでインデックス登録をリクエストします。手動でのリクエストにより、検索結果への反映を早めることができます。
4. モバイルユーザビリティの確認
スマートフォンでの操作性を評価する項目で、テキストが小さい、クリックエリアが狭いといった問題が指摘されていないかを確認します。モバイルでの見やすさは問い合わせ率に直結します。
5. サイトマップの送信
サイトの構造を検索エンジンに正しく伝えるために、sitemap.xmlファイルをSearch Consoleに送信します。WordPressを使っている場合は自動生成ツールで最新の状態を保ちます。
6. セキュリティと手動ペナルティのチェック
不正アクセスやスパムの疑いがある場合、Search Consoleに警告が表示されます。アクセスが急激に減少した際は、この画面の確認が早期対応の鍵となります。
少ない時間で成果につなげる運用を
Google Search Consoleは、中小企業が低コストでWebマーケティング力を高めるための強力なツールです。
週1〜月1のルーティンで重要項目だけでもチェックすれば、検索流入・問い合わせの改善に大きく貢献できます。
「分析→改善→検証」の簡易なPDCAを、この無料ツールひとつで回せることが最大のメリットです。
まずは小さく始めて、確実に結果を出していきましょう。ご希望があれば、チェックリスト形式のPDFテンプレートも作成可能です。
Google Search Console まとめ
Google Search Consoleは、単なる「確認ツール」ではなく、サイト改善・集客・ブランディングの中核を担う戦略ツールです。無料ながらも非常に高機能で、SEOを軸とするWeb運用には欠かせない存在です。
特に中小企業や小規模サイトでは、コストをかけずに競争力あるWeb施策を打ち出すための土台として、ぜひ最大限活用していくべきツールといえるでしょう。
SEO
- W3C(World Wide Web Consortium)
- HTML
- SEO(Search Engine Optimization)
- 3クリックルール
- AMP (Accelerated Mobile Pages)
- E-A-T
- EFO(Entry Form Optimization)
- EMD(Exact Match Domain)
- Google Analytics(グーグルアナリティクス)
- LPO (Landing Page Optimization)
- セッション数(Session)
- SEM (Search Engine Marketing)
- SNS(Social Networking Service)
- XML サイトマップ
- アクセシビリティ(Web Accessibility)
- アルゴリズム(Algorithm)
- オーガニック検索(Organic Search)
- クローラー(Crawler)
- サーチエンジン(検索エンジン)
- サイトマップ(Sitemap)
- スモールキーワード (Small Keyword)
- ディスクリプション(description)
- トラックバック
- ページタイトル(titleタグ)
- ページレイアウトアルゴリズム(Page Layout Algorithm)
Webマーケティング
- KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)
- KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)
- SEO(Search Engine Optimization)
- 3C分析
- CPC(Cost Per Click)
- EFO(Entry Form Optimization)
- EMD(Exact Match Domain)
- Google Analytics(グーグルアナリティクス)
- Google Adsense(グーグルアドセンス)
- LP(ランディングページ)
- LPO (Landing Page Optimization)
- meme(ミーム)
- Moblog(モブログ)
- Paied Search(ペイドサーチ/有料検索)
- PDCAサイクル
- PEST分析
- PV(Page View)
- UU(Unique User)
- RSS
- SEM (Search Engine Marketing)
- SNS(Social Networking Service)
- SWOT分析
- UI(User Interface)
- UX(User Experience)
- XML サイトマップ
- アクセス解析
- アフィリエイト (Affiliate)
- アルゴリズム(Algorithm)
- インフォメーション・アーキテクチャ(Information Architecture)
- エスクローサービス
- オウンドメディア(Owned Media)
- オーガニック検索(Organic Search)
- クリック率 (CTR)
- コンテンツマーケティング(Content marketing)
- コンバージョン(Conversion)
- スモールキーワード (Small Keyword)
- ブログ(Blog)
- マーケティングの4C
- マーケティングの4P
- リファラー(Referrer)
- 競合分析
- AIDMA(アイドマ)
ユーザビリティ
- 3クリックルール
- EFO(Entry Form Optimization)
- Google Analytics(グーグルアナリティクス)
- HCI(Human Computer Interaction)
- JavaScript
- QRコード(Quick Response)
- RGB
- UI(User Interface)
- UX(User Experience)
- アクセシビリティ(Web Accessibility)
- インターフェース(Interface)
- インフォメーション・アーキテクチャ(Information Architecture)
- カラム(Column)
- カルーセル(Carousel)
- グローバルナビゲーション (Global Navigation)
- ナビゲーション(Navigation)
- パンくずリスト(Breadcrumb List)
- ファインダビリティ(Findability)
- プリローダー(preloader)
- ユーザビリティ(Usability)
- ラフデザイン(Rough Design)
- レスポンシブ(レスポンシブデザイン)
- ローカルナビゲーション
- ワイヤーフレーム(Wireframe)
