KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)
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KGIとは|Web施策における“最終目的地”を定める指標
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とは、ビジネスやWebマーケティングにおいて、最終的に達成すべき「ゴール」を数値で明確に定義した指標のことです。企業や事業部の目的が具体的な成果として現れたかどうかを評価するために用いられます。
Webサイトの運用においては、「ECサイトで売上1億円を達成する」「年間の会員登録数を2万人にする」「BtoBの問い合わせ件数を月100件に増やす」など、企業の経営戦略や事業計画と密接に関係した成果の達成レベルを測定するものです。
KGIの役割と重要性
企業活動におけるKGIの位置づけ
KGIは、経営戦略の最上位にある“目的の到達点”です。戦略・戦術・実行という階層の中で、最も上位に位置づけられ、事業の意思決定やリソース配分の根幹を担います。
- 「KGIを達成できているかどうか」は、Webマーケティング施策が“成功している”か“失敗している”かの明確な判断材料になります。
- KPIやKDI(Key Do Indicator)などの他の指標は、すべてこのKGIに収束させるための「手段」として存在します。
KGIの具体的な例
業種別のKGI例
業種 | 具体的なKGIの例 |
---|---|
ECサイト | 年間売上3億円達成/購入率3%以上 |
BtoB企業 | 月間問い合わせ100件/年間5億円の案件獲得 |
士業サイト | 月間相談件数30件/成約率20%以上 |
不動産会社 | 月間資料請求100件/モデルルーム来訪数60件 |
教育サービス | 年間新規入会数1000件/解約率3%以下 |
いずれも、「ビジネスとしてのゴール」であり、KGIは単なる“中間目標”ではなく、ビジネスの成否に関わる“到達点”を示すものである点がポイントです。
KGIとKPI、KDIの関係性
KGIを分解してKPIへ
KGIの達成には、複数のKPI(Key Performance Indicator:主要業績評価指標)が必要です。KPIとは、KGIに到達するための中間地点であり、「プロセスの達成度合い」を計測します。
例)BtoB企業のKGIとKPIの構成
- KGI(最終目標):月間問い合わせ件数100件
- KPI(中間指標):
サイト訪問数:10,000PV
コンバージョン率:1%
LPの離脱率:40%未満
メール開封率:20%以上
KPIは最終目標であるKGIをブレイクダウンして、日々の運用に落とし込むための“行動可能な指標”です。
KDI(Key Do Indicator)との違い
一方でKDIは、「実際に行うべき行動指標」を意味します。たとえば「週に3本のブログ記事を投稿する」「月に2回のセミナーを開催する」などがKDIです。KDI → KPI → KGIの流れで指標を設計することにより、戦略から実行までを明確に接続することが可能になります。
WebマーケティングにおけるKGIの活用方法
なぜKGI設定が重要なのか?
Web施策においてKGIを明確に設定していない場合、運用が目的化し、効果測定ができず、結果としてリソースの無駄遣いになりやすいという大きなリスクがあります。
- 「月1回ブログを更新しているが、目的があいまい」
- 「SNSのフォロワーは増えているが、売上につながっていない」
このようなケースは、KGIとの連携がないKPIやKDIだけが存在している状態といえます。
KGIを起点にWeb施策を逆算設計する
- KGIを定義する(例:売上月500万円)
- KGI達成に必要なKPIを定める(例:CV件数100件、CVR2%、月間訪問数5,000)
- KPI達成のためのKDIを設計(例:SEO対策の強化、LPの改善、広告出稿)
このように、KGIを軸にPDCAを回していくことが、正しいWebマーケティング運用のスタートとなります。
中小企業におけるKGI設計のポイント
中小企業にとってKGIの設定は、単なるマーケティングの枠を超え、経営戦略における数字目標の可視化に直結します。特に限られた人材や予算で成果を出すには、以下のような注意点が重要です。
- 曖昧なKGIはNG:「認知を上げる」「Webサイトを活用する」ではなく、数値化された具体的な成果(売上、問い合わせ、登録数)に落とし込む
- KGIは1つに絞るのが理想:複数あると優先順位が不明確になり、リソースが分散してしまう
- 毎月KPIレベルで進捗管理をする:KGIは年単位であることが多いため、中間指標(KPI)で細かく管理しながら軌道修正
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標) まとめ
KGIとは、企業やWeb戦略における“最終的に目指すべき成果”を定量的に示す指標であり、経営・マーケティング・制作などあらゆる業務の基準となるものです。
中小企業においては、「なんとなくWebを運用している」状態から脱却し、KGIを定めることで、“数字に基づく施策設計”と“成果に直結する改善”が可能になります。
KGI → KPI → KDI という流れを設計することで、チーム全体が同じ方向を向いて行動できる組織的なWebマーケティングが実現するのです。
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