RGB
RGBとは?
RGB(アールジービー)とは、Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)という光の三原色を用いた色表現の方式です。この3色を基準として、それぞれの強さを数値で調整することで、あらゆる色を再現することができます。
RGBは、特にディスプレイやモニター、デジタルカメラ、スマートフォンなどの光を使った表示デバイスで用いられており、Web制作やアプリデザインなど、デジタル領域の色設計において標準的なカラーモデルとなっています。
RGBの仕組みと「加法混色」
RGBの特徴は、色を混ぜれば混ぜるほど明るくなる「加法混色(加法混合)」という特性にあります。
- 赤 + 緑 → 黄
- 緑 + 青 → シアン(水色)
- 青 + 赤 → マゼンタ(赤紫)
- 赤 + 緑 + 青(全て最大値)→ 白
このようにRGBは、三色すべてを100%(255)で重ねると白色となり、逆に全て0の状態では黒色となります。
この「加法混色」は、光を前提とした表現方法であるため、印刷物などのインクを使った「減法混色(CMYK)」とは原理が逆になります。
RGBと数値表現
RGBはそれぞれの色成分を0〜255の256段階で数値化して指定します(8ビットカラー)。
例)
- 黒:
rgb(0, 0, 0)
- 白:
rgb(255, 255, 255)
- 赤:
rgb(255, 0, 0)
- 緑:
rgb(0, 255, 0)
- 青:
rgb(0, 0, 255)
また、Webデザインなどでは、16進数表記(HEX)で色指定することも多く、
- 赤:
#FF0000
- 緑:
#00FF00
- 青:
#0000FF
というように表されます。
RGBとWeb制作の関係
Webサイトやアプリケーションのデザインにおいては、RGBによる色指定が標準です。
HTMLやCSSでは、color
やbackground-color
などのプロパティにRGBもしくはHEX形式で色を指定します。
/* CSSでのRGB指定例 */
body {
background-color: rgb(245, 245, 245);
color: #333333;
}
近年では、CSSでもrgba()
のように透明度(アルファ値)を加えた指定もよく使われます。
/* 半透明の黒を指定 */
background-color: rgba(0, 0, 0, 0.5);
RGBとデバイス環境の関係
RGBは、モニターやデバイスの種類やキャリブレーション設定により見え方が異なるため、特にデザイン業務では「カラープロファイル」の設定にも注意が必要です。
MacとWindowsで同じRGB値でも色味が若干異なることがあり、正確なカラー再現を求める場合はsRGBなどの標準プロファイルを使用するのが一般的です。
RGB まとめ
RGBは、デジタル環境で色を表現する基本的かつ不可欠なカラーモデルです。加法混色をベースとし、Webデザイン、動画制作、UI設計、写真編集など、あらゆるデジタルコンテンツにおいて活用されています。
Webやアプリ開発に携わる人はもちろん、マーケティング担当者やクライアント側の担当者もRGBの基本を理解しておくことで、色に関する認識のズレやデザインディレクションの誤解を防ぐことができます。
必要に応じて、CMYKやPMSとの違いを紹介した比較表や、業種別の配色事例などもご提案可能です。ご希望があればお知らせください。
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