コンバージョン(Conversion)|ホームページ制作 用語集

コンバージョン(Conversion)

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コンバージョンとは

Webマーケティングにおける最終的な成果地点。ユーザーの行動を価値あるアクションへと導く“ゴール”であり、マーケティング戦略全体の成否を測る核心指標。

Webサイトにおけるコンバージョン(Conversion)とは、単なる「お問い合わせ完了」や「商品購入」にとどまらず、企業がWebを通じてユーザーに起こしてほしい“具体的で測定可能な行動”を指します。

これは、マーケティング活動のすべてが向かう最終ゴールであり、広告出稿、SEO、SNS運用、コンテンツマーケティングといった施策は、すべてコンバージョンを高めるために設計されます。

コンバージョンのマーケティングファネル上の位置づけ

マーケティングファネル(認知→興味→比較→検討→購入)において、コンバージョンはボトムに位置する最重要ステップです。
ただし、購入以外のアクション(資料請求や見積もり依頼など)も、将来的な顧客化につながる“マイクロコンバージョン”として非常に重要です。

ファネル段階代表的なコンバージョンの例
認知サイト訪問、SNSフォロー
興味メルマガ登録、無料資料DL
比較・検討商品ページ閲覧、見積もり依頼
購入カート完了、決済完了

コンバージョンを「購入」に限定するのではなく、複数段階の行動指標として可視化・分析することが、マーケティングの改善には不可欠です。

関連する重要指標(KPI)

コンバージョンは、以下のようなマーケティングKPIと密接に連動しています。

CVR(コンバージョン率)

CVR = コンバージョン数 ÷ 訪問者数 × 100
訪問者がどれだけゴールに到達しているかを見る基本指標。

CPA(顧客獲得単価)

CPA = 広告費用 ÷ コンバージョン数
1件のコンバージョン獲得にかかるコスト。広告戦略の収益性判断に用います。

ROAS(広告費用対効果)

ROAS = 売上 ÷ 広告費 × 100
投資した広告費が、どれだけ売上として返ってきたかを示す数値。

LTV(顧客生涯価値)

一度コンバージョンした顧客が、その後どれだけ収益に貢献するかを計る。
LTVとCPAのバランスを見て、マーケティングの“投資判断”が行われます。

コンバージョン最適化(CRO)とその手法

CRO(Conversion Rate Optimization)=コンバージョン率最適化は、サイトの訪問者を無駄にせず、成果につなげるための重要なマーケティング戦略です。

改善施策には以下が含まれます:

  • ABテストの実施:CTAボタンの文言、色、配置の検証
  • ファーストビュー改善:ベネフィットを明確化
  • EFO(入力フォーム最適化):項目削減・入力補助の導入
  • 信頼性の提示:実績、レビュー、導入事例の掲載
  • パーソナライズ施策:ユーザー属性に応じた情報出し分け

CROは、集客後の成果最大化に特化した戦略であり、広告やSEOとセットで考えることでROIを飛躍的に高めることができます。

コンバージョン(Conversion) まとめ

コンバージョンは、Webマーケティングの「目的地」であり、「評価基準」でもある重要指標です。
単なる「購入」や「問い合わせ」にとどまらず、ファネル全体を通じて設計される複数のコンバージョンポイントを可視化することで、LTVを最大化し、戦略的なマーケティング投資が可能になります。

サイト改善や広告運用においては、単に「CVRを上げる」だけでなく、「どのフェーズのコンバージョンをどう強化するか」という視点が、今後ますます求められます。

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