トランジション(transition)|ホームページ制作 用語集

トランジション(transition)

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映像や画面の切り替えを“自然に、美しく”演出する視覚効果

トランジション(transition)とは、動画・アニメーション・スライド・UI画面などにおいて、シーンやカットの切り替え時に用いられる視覚効果のことを指します。
シーン同士のつながりをスムーズに見せたり、視聴者に違和感なく次のコンテンツへ意識を誘導させるための“橋渡し”の役割
を担います。

映像制作だけでなく、プレゼン資料、WebサイトやアプリのUIアニメーションにも応用され、印象や操作性に大きな影響を与える演出要素の一つです。

トランジションの代表的な効果・種類

種類説明
フェード(Fade)映像を徐々に明るく(フェードイン)・暗く(フェードアウト)して切り替える
ディゾルブ(Dissolve)前のシーンが薄れながら次のシーンが重なるように切り替わる
ワイプ(Wipe)次のシーンが左右や上下からスライドして、前のシーンを押し出すように登場する
スライド(Slide)コンテンツ全体を横または縦に移動して切り替える
ズーム(Zoom)拡大・縮小を用いたシーン遷移。インパクトの強い演出に用いられる
クロスディゾルブ二つの映像が重なりながら徐々に切り替わる、映画などでも多用されるクラシックな演出

トランジションの役割と効果

認知のつながりを自然に補助

シーンとシーンの間に唐突感がないよう、視聴者が混乱せずにストーリーや内容を追えるようにします。

情報の優先度をコントロール

トランジションの速度・種類により、「注目してほしい内容」や「場面の切り替え」などの緩急をつけることができます。

演出・ブランディング効果

滑らかな遷移や印象的な効果は、ブランドイメージの強化や没入感の演出にも貢献します。

Web・UIデザインにおけるトランジションの活用

  • ページ遷移時のスライドアニメーション
  • メニュー開閉のフェード効果
  • モーダルウィンドウやボタン操作時の動き
  • スクロール時の要素出現アニメーション

これらはすべて、ユーザーに「いまどんな変化が起きているのか」を直感的に伝え、操作性(ユーザビリティ)を向上させる重要な役割を果たします。

過剰なトランジションの注意点

  • 遅すぎるアニメーションはユーザーのストレスに
  • 種類が多すぎると統一感が失われ、チープな印象に
  • 視覚効果が強すぎるとコンテンツの主張を妨げる

必要な場面に、“違和感なく、目的をもって使う”ことが大切です。

まとめ:トランジションは“見せ方”と“つながり”を整える演出装置

トランジションは単なる映像効果ではなく、視聴者やユーザーの体験をスムーズかつ心地よく導くための設計手段です。
とくに動画やWebアニメーションにおいては、トーン&マナー(トンマナ)と一貫性を持たせることで、ブランディングにも直結します。

印象を左右する小さな工夫が、見る人・使う人の満足度と記憶に残る体験につながる――
それが、トランジションの持つ力です。

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