ホームページ制作用語集
jpeg/gif/png
画像データに使われるファイル拡張子です。
それぞれの画像データには特徴があり、利用用途によって使い分けることでホームページに表示する画像を最適化することができます。
JPEG(Joint Photographic Experts Group)
拡張子:jpgまたはjpeg
色数:1,677万色
特徴:JPEGはその色数が多いことが特徴で、写真の微妙な色の変化、グラデーションなどを綺麗に表現することを得意としています。非可逆圧縮のため、JPEGを繰り返し変換すると劣化してしまうデメリットがあります。
画像サイズに比例して、ファイルサイズが大きくなり、透過、半透明などの表現はできません。1992年ごろからWEBが普及すると同時に利用され始めました。
GIF(Graphics Interchange Format)
拡張子:gif
色数:256色
特徴:複数画像を1つのファイルにまとめ、コマ送りのようなアニメーションとして利用することができます。背景色を透過したり、同じ色が連続している場合には圧縮率が高く、境界がくっきりとします。可逆圧縮のため圧縮時の劣化がありません。
誕生したのは1987年とJPEGより早く、色数は少ないものの、簡単なアニメーション表現が可能なことから、SNSやバナー広告などでこの特徴を活かした表現は現在でも利用されています。
PNG(Portable Network Graphics)
拡張子:png
色数:1,677万色(フルカラー)/約281兆色
特徴:1番の特徴は半透明を表現できる事と、色数が多く、可逆圧縮のため劣化せずにデータを管理できる事です。圧縮率も高く、特に色数が少ない場合にはその圧縮率も高くなります。
画像上に文字がある場合、JPEGだとモスキートノイズ(字の周りに小さな点が描画されくっきり見えない)でぼんやりとしてしまいますが、PNGであればくっきりと表現されます。