この2つの指標
「CTR」と「CVR」について、
Webアナリストの私が
分かりやすく解説します。
弊社ではWebサイトのアクセス解析、市場動向、トレンド等、様々なマーケティング情報を分析して企業の売り上げ向上へ導くことのできるスキル「Webアナリスト」の資格を保有したスタッフが在籍しております。
CTR(クリック率)とは
CTRとは、広告が表示されたユーザーのうち、その広告が実際にクリックされた割合を示す指標になります。
例えば、「クリック数」が10回、「広告の表示回数」が1000回だった場合のCTRの計算方法は、
10÷1000×100となり、CTRは1%となります。
広告が表示されたユーザーのうち、1%の人がその広告をクリックしていることになります。
CVR(お問い合わせ率)とは
CVRとは、広告のリンクをクリックしたユーザーのうち、何割がコンバージョン(商品の購入や資料請求など、そのLPから達成できる最終目標)に至ったかの割合を示す指標になります。
例えば、「コンバージョン数」が50回、「クリック数」が1000回だった場合のCVRの計算方法は、
50÷1000×100となり、CVRは5%となります。
実際にLPへ訪れたユーザーのうち、5%の人がコンバージョン(商品の購入など)に至ったことになります。
CTR(クリック率)に対して、
CVR(お問い合わせ率)が著しく低い場合は、
LP内で商品やサービスの良さを上手く表現できていない
可能性が考えられます。
業界ごとの CTR・CVR 平均値
リスティング広告運用ツールを提供しているWordStreamの統計データによると、業界別のCTR(クリック率)とCVR(お問い合わせ率)の平均値は以下のようになっています。
※CTRやCVRは、業界や商材、利用する広告媒体などによっても大きく変動するため、あくまで参考程度としてご覧ください。
統計データ引用元:
https://www.wordstream.com/blog/ws/2016/02/29/google-adwords-industry-benchmarks