レンタルサーバー
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Webサイトやメールなどを公開・運用するための“ネット上の土地”
レンタルサーバーとは、Webサイトやブログ、メール、ECサイト、業務システムなどのデータをインターネット上に保管・配信するために利用できるサーバー環境を、サービス事業者から借りる仕組みです。
物理的なサーバー機器やネットワーク環境を自社で構築・保守する必要がないため、低コストかつ短期間でWebサービスを始められる点が大きな魅力です。
主な用途
- ホームページやWordPressサイトの公開
- 企業ドメインのメール運用
- ネットショップ(ECサイト)のホスティング
- Webアプリケーションの運用
- ステージング(開発・検証)環境の構築 など
レンタルサーバーの主な4つの種類と特徴
1. 共有サーバー(共用サーバー)
コストを抑えたい初心者・小規模サイト向け
1台の物理サーバーを複数のユーザーで共有するタイプです。管理や保守はすべて提供会社が行うため、初心者にも扱いやすく、導入が非常に簡単です。
- メリット:
- 月額数百円から使える手軽さ
- WordPressなどのCMSが簡単に使える「自動インストール」機能が充実
- メールアカウントやSSLがセットになっているプランも多い
- デメリット:
- 他の利用者のアクセス負荷や障害の影響を受ける可能性がある(リソース共用)
- 高度なカスタマイズには非対応な場合が多い
- 代表サービス:ロリポップ!、さくらのレンタルサーバ、Xserver(スタンダードプラン)
2. 専用サーバー
高性能かつ安定性を重視した中〜大規模運用向け
1台の物理サーバーを1ユーザーが独占して使用できる環境。他ユーザーの影響を一切受けないため、アクセスが多い大規模サイトや、セキュリティ要件の厳しい業務系サービスに適しています。
- メリット:
- 高負荷アクセスに強く、パフォーマンスが安定
- OSやミドルウェアの自由な選定・構成が可能(root権限あり)
- 他ユーザーによるセキュリティリスクがない
- デメリット:
- 月額1万円以上と高額
- 自身でサーバー管理が必要(もしくはマネージドサービスを追加)
- 代表サービス:さくらの専用サーバ、カゴヤ・クラウド専用、さくらのマネージドサーバ
3. VPS(仮想専用サーバー)
コストと自由度のバランスを求める中級者向け
VPS(Virtual Private Server)は、1台の物理サーバー上に仮想的に複数の専用サーバーを構築する仕組みです。共有環境でありながら、メモリ・CPU・ストレージなどのリソースが独立して割り当てられ、他のユーザーの影響を受けにくいのが特徴です。
- メリット:
- 共有サーバーより高性能かつ柔軟
- 自由なサーバー構築が可能(OS選定、Apache/Nginxの切り替えなど)
- コストを抑えつつ、自社環境を仮想的に再現できる
- デメリット:
- セキュリティ設定やサーバー管理スキルが必要(root操作)
- 運用ミスによるリスクも自己責任となる
- 代表サービス:ConoHa VPS、さくらのVPS、ABLENET VPS
【4】クラウドサーバー
スケーラビリティ重視・ビジネス用途向け
クラウドサーバーは、仮想化技術により提供されるサーバーで、必要に応じてリソースを後から柔軟に拡張・縮小できるのが最大の特徴です。アクセス増減が読みにくいWebサービスや、システム開発・API公開などに向いています。
- メリット:
- CPU・メモリ・ディスクなどをオンデマンドでスケール可能
- データの冗長化やバックアップ機能が標準装備されていることが多い
- リージョン(拠点)選択や可用性ゾーン対応も可能(災害対策にも有効)
- デメリット:
- 従量課金制(時間・トラフィック)が多く、予想外のコスト増の可能性
- VPS同様、ある程度のインフラ管理スキルが必要
- 代表サービス:AWS(EC2)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、ConoHa WING(クラウド対応型)
サーバー選定のポイント
項目 | 選定のヒント |
---|---|
スキルレベル | 初心者なら共有、経験者ならVPSやクラウド |
予算 | 共有は安価、クラウドや専用は費用対効果を検討 |
用途 | WordPress運営/EC構築/業務アプリケーションなど |
可用性 | サーバーダウンが許されないなら、冗長構成のクラウドが理想 |
セキュリティ | 共用環境は最低限の防御、VPSやクラウドなら強固なカスタムも可能 |
WordPressに最適なサーバーの選び方
「動く」だけでなく、「安定・快適・安心」に使える環境が重要
WordPressはPHPとMySQLをベースとしたCMSで、動的な処理を伴うため、動作環境が整っていないサーバーでは速度や安定性に影響が出ることもあります。以下のポイントを押さえておくと、後悔のないサーバー選びができます。
選定ポイント①:WordPress専用 or 汎用サーバーか?
- WordPress専用サーバー
インストール済み・高速化設定済みで、初心者に最適。SSL、バックアップも標準対応していることが多い。 - 汎用レンタルサーバー
柔軟にCMSや静的サイトなども扱いたい方向け。WordPressは自動インストーラー付きで簡単導入可能。
迷ったら「WordPress簡単インストール機能付き」を選びましょう。
選定ポイント②:サーバースペックと安定性
- PHPのバージョンが最新(7.4以上、できれば8.x)
- MySQL(またはMariaDB)への対応
- SSD搭載・LiteSpeed採用・HTTP/2対応などの高速化機能
- 転送量制限が緩い or 無制限
表示速度やSEOにも影響するため、「速さ」は重要な選定基準です。
■ 選定ポイント③:セキュリティとバックアップ体制
- WAF(Web Application Firewall)対応
- 自動バックアップ機能があるか(毎日 or 7日間保存など)
- 無料SSL(Let's Encryptなど)の標準対応
- 障害時の復元サポートやウイルス対策
WordPressは攻撃対象になりやすいため、サーバー側での防御機能が重要です。
■ 選定ポイント④:運営サポートと使いやすさ
- コントロールパネルのUI(cPanel・独自パネル)
- メールアカウント・FTPの管理がしやすいか
- 電話・チャットなどのサポート体制があるか
サーバートラブル時に迅速に相談できることが、運用上の安心に直結します。
WordPressにおすすめのレンタルサーバー(2025年時点)
サーバー名 | 特徴 | 月額費用(目安) |
---|---|---|
エックスサーバー | 国内最高クラスの速度と安定性。高速化機能・セキュリティ完備。 | 約990円〜 |
ConoHa WING | 表示速度に強く、WordPress専用環境あり。UIも使いやすい。 | 約941円〜 |
ロリポップ! | 初心者向けに最適。格安でWordPress運用可能。 | 約264円〜 |
さくらのレンタルサーバ | 歴史が長く信頼性あり。管理画面はやや中級者向け。 | 約500円〜 |
まとめ
レンタルサーバーは「借りてすぐ使える」利便性がありながらも、用途・技術レベル・成長性によって最適なタイプが異なります。
たとえばブログや小規模コーポレートサイトなら共有サーバーで十分ですが、ECサイトや複雑なシステムにはVPS・クラウド・専用サーバーのような拡張性・安定性・管理権限を重視した選択が必要です。
どのサーバーも一長一短。大切なのは、目的・予算・知識レベルを明確にした上で、自社に合った環境を選ぶことです。
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