ブロードバンド(Broadband)|ホームページ制作 用語集

ブロードバンド(Broadband)

  1. 東京のホームページ制作会社|ブラボーウェブ
  2. ホームページ制作用語集
  3. ブロードバンド(Broadband)

高速・大容量通信を実現する現代インターネットの“標準インフラ”

ブロードバンド(Broadband)とは、高速かつ大容量のデータ通信を可能にするインターネット接続回線のことを指します。
かつて主流だった低速通信の「ナローバンド(Narrowband)」に対して、常時接続・高速・多機能な通信環境として登場し、現在ではインターネット利用における標準的な回線形式となっています。

ブロードバンドとナローバンドの違い

項目ナローバンドブロードバンド
通信方式ダイヤルアップ(電話回線)光ファイバー、ADSL、CATV、モバイル通信
通信速度数十kbps程度数十〜数百Mbps、1Gbps超も可能
接続形態都度接続(従量課金が一般的)常時接続(定額が基本)
通信の安定性不安定高速で安定
通信中の通話不可(回線が占有される)可能(IP電話やスマホ通話と併用)

ナローバンド時代には、Webページの読み込みにも数十秒以上かかることが一般的でしたが、ブロードバンドの普及により、動画視聴・ゲーム・クラウド利用など、大容量かつリアルタイムな通信が当たり前になりました。

ブロードバンドの代表的な回線種類

  1. 光回線(FTTH)
     光ファイバーを家庭まで直接引き込む方式。高速・高品質で現在の主流。
     例:フレッツ光、NURO光、auひかり
  2. ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)
     電話線を使った旧式のブロードバンド。かつて主流だったが、現在は廃止傾向。
  3. CATVインターネット
     テレビ用の同軸ケーブルを利用した通信。地方や集合住宅で多く採用されてきた。
  4. モバイルブロードバンド
     スマートフォンやポケットWi-Fiで使われる、LTE・5Gなどの高速無線通信。
     移動中の通信に強みがあり、固定回線の代替としても普及中。

一般的な通信速度の目安(参考)

通信方式下り速度の目安備考
ADSL最大50Mbps前後廃止が進行中
光回線最大1Gbps~10Gbps主に家庭・企業向け
CATV最大320Mbps程度地域によって差がある
5G通信最大数Gbps超モバイル端末での高速通信

※「下り=ダウンロード速度」「上り=アップロード速度」。一般的に「下り100Mbps/上り20Mbps以上」の環境がブロードバンドとされます。

ブロードバンドのメリットと影響

ブロードバンドの普及により、社会やビジネスの在り方も大きく変化しました。

✅ 主なメリット

  • 常時接続で即座にインターネットが利用可能
  • 高画質動画・オンライン会議・クラウドのスムーズな利用
  • IP電話やスマート家電、IoT端末の接続性向上
  • サブスクリプションやリモートワークの基盤として機能

✅ 社会的インパクト

  • 在宅勤務・オンライン学習・テレヘルスなど新しい働き方・暮らし方を実現
  • ストリーミング、SNS、eコマースなど新産業の成長を支えるインフラ
  • 地域格差の是正や情報格差の解消にも貢献

ブロードバンド(Broadband) まとめ

ブロードバンドとは、私たちの生活とビジネスを支える“高速・大容量通信の基盤”です。
ダイヤルアップなどのナローバンド通信と比べて、常時接続・高速・安定といった特性を持ち、現代の情報社会に欠かせないインフラとなっています。

光回線やモバイル通信の進化により、今後もブロードバンド環境はさらに高速・広域・多機能へと進化していくでしょう。

Back

お問い合わせ・お見積依頼

各種お問い合わせや御見積、費用や納期、制作の流れなど、お気軽にお問い合わせください。現状のホームページについて改善案などのアドバイスも可能です。

無料相談お申し込み
お見積 お問い合わせ Contact Us!
お見積・お問い合わせ