ブロードバンド(Broadband)
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高速・大容量通信を実現する現代インターネットの“標準インフラ”
ブロードバンド(Broadband)とは、高速かつ大容量のデータ通信を可能にするインターネット接続回線のことを指します。
かつて主流だった低速通信の「ナローバンド(Narrowband)」に対して、常時接続・高速・多機能な通信環境として登場し、現在ではインターネット利用における標準的な回線形式となっています。
ブロードバンドとナローバンドの違い
項目 | ナローバンド | ブロードバンド |
---|---|---|
通信方式 | ダイヤルアップ(電話回線) | 光ファイバー、ADSL、CATV、モバイル通信 |
通信速度 | 数十kbps程度 | 数十〜数百Mbps、1Gbps超も可能 |
接続形態 | 都度接続(従量課金が一般的) | 常時接続(定額が基本) |
通信の安定性 | 不安定 | 高速で安定 |
通信中の通話 | 不可(回線が占有される) | 可能(IP電話やスマホ通話と併用) |
ナローバンド時代には、Webページの読み込みにも数十秒以上かかることが一般的でしたが、ブロードバンドの普及により、動画視聴・ゲーム・クラウド利用など、大容量かつリアルタイムな通信が当たり前になりました。
ブロードバンドの代表的な回線種類
- 光回線(FTTH)
光ファイバーを家庭まで直接引き込む方式。高速・高品質で現在の主流。
例:フレッツ光、NURO光、auひかり - ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)
電話線を使った旧式のブロードバンド。かつて主流だったが、現在は廃止傾向。 - CATVインターネット
テレビ用の同軸ケーブルを利用した通信。地方や集合住宅で多く採用されてきた。 - モバイルブロードバンド
スマートフォンやポケットWi-Fiで使われる、LTE・5Gなどの高速無線通信。
移動中の通信に強みがあり、固定回線の代替としても普及中。
一般的な通信速度の目安(参考)
通信方式 | 下り速度の目安 | 備考 |
---|---|---|
ADSL | 最大50Mbps前後 | 廃止が進行中 |
光回線 | 最大1Gbps~10Gbps | 主に家庭・企業向け |
CATV | 最大320Mbps程度 | 地域によって差がある |
5G通信 | 最大数Gbps超 | モバイル端末での高速通信 |
※「下り=ダウンロード速度」「上り=アップロード速度」。一般的に「下り100Mbps/上り20Mbps以上」の環境がブロードバンドとされます。
ブロードバンドのメリットと影響
ブロードバンドの普及により、社会やビジネスの在り方も大きく変化しました。
✅ 主なメリット
- 常時接続で即座にインターネットが利用可能
- 高画質動画・オンライン会議・クラウドのスムーズな利用
- IP電話やスマート家電、IoT端末の接続性向上
- サブスクリプションやリモートワークの基盤として機能
✅ 社会的インパクト
- 在宅勤務・オンライン学習・テレヘルスなど新しい働き方・暮らし方を実現
- ストリーミング、SNS、eコマースなど新産業の成長を支えるインフラに
- 地域格差の是正や情報格差の解消にも貢献
ブロードバンド(Broadband) まとめ
ブロードバンドとは、私たちの生活とビジネスを支える“高速・大容量通信の基盤”です。
ダイヤルアップなどのナローバンド通信と比べて、常時接続・高速・安定といった特性を持ち、現代の情報社会に欠かせないインフラとなっています。
光回線やモバイル通信の進化により、今後もブロードバンド環境はさらに高速・広域・多機能へと進化していくでしょう。
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