フッター(footer)|ホームページ制作 用語集

ユーザー導線と信頼性を支える“ページの締めくくり”領域

フッター(footer)とは、Webサイトやアプリケーション、ドキュメントなどの最下部に配置される共通情報エリアのことです。HTMLでは<footer>タグを使用して記述され、全ページに共通して設置されることが一般的です。

単なるページの終点ではなく、ナビゲーション補完・信頼性の担保・SEO対策の強化など、多くの役割を果たす重要な構成要素です。

フッターに含まれる主な情報

  1. 会社情報・ロゴ
    企業名、所在地、代表者名、電話番号などの基本情報を記載し、ユーザーに安心感と信頼感を与えます。
  2. ナビゲーションリンク
    トップページ、サービス紹介、採用情報、プライバシーポリシー、サイトマップなどのリンクを補足的に設置。
     → ヘッダーで拾えなかったユーザーの離脱を防止する役割も。
  3. お問い合わせボタンや資料請求
    コンバージョン(CV)ポイントを自然に配置することで、次の行動へ誘導する導線を形成。
  4. SNSリンクやメルマガ登録
    公式X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、YouTubeなどへのリンクを設置し、企業の最新情報や世界観に触れてもらう入り口に。
  5. 著作権・利用規約の表記
    ©マークを含む著作権表記や、免責事項・利用規約・特定商取引法に基づく表記など、法的・倫理的な配慮も重要な要素です。

フッターの役割とメリット

役割説明
ナビゲーション補完ヘッダーやメインコンテンツで得られなかった情報を探すユーザーに対し、補助的な導線を提供
SEO対策内部リンクの最適化によるクローラビリティの向上。特にサイト全体の構造理解に貢献
コンバージョン促進読了後のユーザーに「お問い合わせ」や「資料請求」への動機づけを行う
ブランド認知の強化ロゴやブランドカラーの再掲で、企業イメージを刷り込む

フッターデザインのポイント

  • 視認性を高めるために、背景色とテキスト色には強いコントラストを持たせる
  • スマホ対応(レスポンシブ)ではアコーディオン式にして情報過多を防ぐのもあり
  • 階層の分かるグルーピングを行い、使いやすさ・整理された印象を与える

フッターが果たす“最後のチャンス”

ユーザーがスクロールしてフッターにたどり着いたということは、コンテンツにある程度の関心を持った証拠です。
この貴重なタイミングで、信頼感のある情報とわかりやすい行動導線を示せるかどうかが、離脱かCV(問い合わせ・資料請求)かの分かれ目になります。

フッター(footer) まとめ

フッターは「ただのページの終わり」ではなく、ユーザーとの最終的な接点として、企業姿勢・信頼性・行動喚起を統合的に表現する重要なエリアです。
しっかりと設計・運用することで、SEOにもユーザー体験にも大きな影響を与える、Webサイト構成の「縁の下の力持ち」といえる存在です。

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