サブドメイン(Subdomain)|ホームページ制作 用語集

サブドメイン(Subdomain)

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サブドメインとは

メインドメインの下層に新たな区画を設けて独立したサイトを展開できる仕組み。ドメイン資産を有効活用しつつ、コンテンツの切り分けや管理を柔軟に行える。

サブドメインとは、既存のドメイン(例:example.com)の一部を活用して、新たに独立したWebサイトやサービスを展開するためのドメイン構造です。
メインドメインの前に任意の文字列を追加することで、以下のような形式で運用されます。

shop.example.com  
blog.example.com  
support.example.com

この「shop」「blog」「support」の部分がサブドメインにあたります。

サブドメインとサブディレクトリの違い

区分サブドメインサブディレクトリ
表記例blog.example.comexample.com/blog
独立性高い(別サイト扱い)低い(同一サイト内扱い)
管理・運用別CMS・別サーバーでも可能原則として同一CMS・サーバー上
SEO評価の分離性原則、別ドメインとして評価メインドメインの評価を継承しやすい

サブドメインの主な用途とメリット

1. 機能ごとの切り分け

企業ホームページ(コーポレートサイト)とは別に、以下のような機能ごとに役割を分担できます。

  • recruit.example.com(採用専用サイト)
  • support.example.com(顧客サポート専用サイト)
  • store.example.com(ECサイト)

CMSやデザインテンプレートを変えて運用できるため、運営チームが異なるプロジェクトでも柔軟に対応可能です。

2. キャンペーンや新規事業の独立運用

短期間のキャンペーンや、新しいブランド・サービス立ち上げ時に、メインサイトの構造を変えずにスピーディに立ち上げ可能です。

3. 複数拠点の展開(多言語・地域別など)

  • en.example.com(英語版)
  • fr.example.com(フランス語版)
  • osaka.example.com(地域特化型ページ)

地域・言語ごとのローカライズにも適しています。

サブドメインのSEO的な考え方

メリット

  • メインドメインの所有下で新たなドメインを取得せずに済むため、ドメイン管理が一元化できる
  • Googleのインデックス対象として独立するため、ジャンルの異なるコンテンツを分離して扱いたいときに便利
  • 特定のトピックに特化したサイト構造にしやすく、ユーザー体験(UX)の向上にもつながる

注意点

  • メインサイトとは別ドメインとして評価される傾向があるため、SEO評価の引き継ぎは限定的
  • サブディレクトリに比べると、最初からSEO効果を構築する必要があるケースが多い
  • 被リンクやコンテンツの質次第では、むしろSEO上の負担になることもある(低品質なサイトと判断されないよう注意)

サブドメイン(Subdomain) まとめ

サブドメインは、コンテンツの独立性・柔軟な管理・多機能サイト構築において非常に有効な選択肢です。
特に「ブランドは統一したいが、異なる部署・目的で個別にサイトを構築したい」といった場面で役立ちます。

ただしSEOの観点では、サブディレクトリとの使い分けが重要です。
明確に目的が分かれている場合や、サイトのテーマが異なる場合はサブドメインを、同一サービス内の拡張であればサブディレクトリを使う方が効果的なケースが多いです。

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