2021.07.21
2026.04.22
ホームページ制作でやってはいけない10のこと【制作会社がズバリ解説】
- 東京のホームページ制作会社|ブラボーウェブ
- ホームページ制作 コラム
- ホームページ制作でやってはいけない10のこと【制作会社がズバリ解説】

「ホームページを作ったけど、問い合わせが全然来ない」
「制作会社に任せたら、思っていたものと全然違うものができた」
「公開後に修正を頼んだら、追加費用が高額で驚いた」
これらはすべて、ホームページ制作でよくある"後悔"です。多くの場合、制作が始まる前・進んでいる最中・公開後のどこかで「やってはいけないこと」をしてしまったことが原因です。
本記事は、東京でホームページ制作を検討している中小企業経営者・個人事業主の方に向けて、BravoWebが実際の相談・制作事例をもとに、ホームページ制作で避けるべき10のことを解説します。
▼ この記事でわかること
- 制作前の「準備段階」でよくある失敗
- 制作会社選びで避けるべきポイント
- 制作中・公開後に起きがちなトラブルの原因
- 後悔しないホームページ制作のための10のチェックリスト
INDEX
やってはいけない10のこと【早見表】
まず全体像を確認してください。
| フェーズ | No | やってはいけないこと |
|---|---|---|
| 準備 | 1 | 目的・ターゲットを決めずに始める |
| 2 | 競合サイトを調べないまま進める | |
| 3 | テキスト・写真素材を後回しにする | |
| 会社選定 | 4 | 費用の安さだけで制作会社を選ぶ |
| 5 | 契約書・仕様書なしで進める | |
| 制作中 | 6 | スマートフォン対応を軽視する |
| 7 | ドメイン・サーバーを任せきりにする | |
| 8 | SEO対策を後回しにする | |
| 公開後 | 9 | 公開して終わりにする |
| 10 | アクセス解析を設定しない |
やってはいけないこと① 目的・ターゲットを決めずに制作を始める
「とりあえずホームページが欲しい」という状態で制作を依頼してしまうケースは非常に多いです。しかし、目的とターゲットが曖昧なままでは、何を伝えればよいかわからず、結果的に「誰にも刺さらないサイト」ができあがります。
▼ 制作前に最低限決めておくべき3つのこと
- 何のためのホームページか(問い合わせ獲得/採用強化/ブランド向上 など)
- 誰に見てほしいのか(年齢・職業・悩み・地域)
- 訪問者にどんな行動を起こしてほしいか(問い合わせ・購入・来店 など)
この3点を言語化するだけで、制作会社との打ち合わせの質が格段に上がります。制作側にとっても「何を作るべきか」が明確になり、提案精度と最終的な成果の両方が変わります。
やってはいけないこと② 競合サイトを調べないまま進める
「うちの会社らしいデザインにしたい」という気持ちは大切ですが、競合他社のホームページを一切調べずに進めるのは危険です。競合がすでに網羅している情報や見せ方を知らずに制作すると、差別化できないサイトになるからです。
▼ 競合サイトで確認すべき4つのポイント
- どんなキーワードで上位表示されているか
- トップページで何を一番伝えているか
- 料金・実績・事例の見せ方はどうなっているか
- お問い合わせへの導線はどこにあるか
競合を「真似する」必要はありません。しかし「知った上で差別化する」のと「知らずに作る」のでは、完成するサイトのレベルが大きく変わります。
やってはいけないこと③ テキスト・写真素材を後回しにする
「原稿や写真は後で用意します」と言ったまま、制作が始まって数週間経っても素材が集まらない――これは制作会社が最も困るパターンのひとつです。
▼ 素材の準備が遅れると起きる3つの問題
- 制作全体のスケジュールが遅延する
- 仮テキスト・仮画像のまま進んでしまい、完成後に大幅な修正が必要になる
- ライティングや写真撮影を制作会社に依頼することになり、追加費用が発生する
▼ 制作開始と同時に準備すべきもの
- 会社・サービスの紹介テキスト(箇条書きでも可)
- 会社のロゴデータ(ベクターデータ推奨)
- 使用したい写真・画像(なければストック素材の方向性だけでも)
- 実績・事例情報(あれば)
完璧に整っていなくても、「どんな情報があるか」を早めに共有するだけで制作がスムーズに進みます。
やってはいけないこと④ 費用の安さだけで制作会社を選ぶ
「相見積もりをとって一番安い会社に頼んだ」という判断は、後悔の原因になりやすいです。制作費が安い会社には、それなりの理由があります。
▼ 安い制作会社によくある4つのリスク
- テンプレートをほぼそのまま使い、他社と似たようなデザインになる
- 修正・追加対応に高額な費用が発生する(初期費用が安い分、運用で回収する仕組み)
- 納品後のサポートが実質ない
- 担当者の対応が遅く、スケジュールが大幅に遅延する
費用だけで比較する前に、「何が含まれているか」「公開後のサポートはあるか」を必ず確認してください。制作費の安さより、総額(制作費+運用費)と得られる成果のバランスで選ぶことが重要です。
| 比較項目 | 格安制作会社 | 適正価格の制作会社 |
|---|---|---|
| 初期制作費 | 5万円〜 | 30万円〜80万円 |
| 追加修正費 | 都度 1〜5万円 (細かい修正も全て有料) | 回数内無料 (納品前の微調整に対応) |
| 月額運用費 | 1万円〜3万円 (サーバー・ドメイン維持のみ) | 3万円〜10万円 (保守・分析・更新支援含む) |
| 公開後サポート | 基本なし (メールのみ・対応が遅い) | 手厚いサポート (改善提案・電話相談可能) |
| 1年間総額目安 | 約20万円〜40万円 | 約70万円〜200万円 |
📌 制作会社の選び方をさらに詳しく確認したい方は「東京のホームページ制作会社15社を徹底比較」もあわせてご覧ください。
📌 費用の相場と内訳を詳しく知りたい方は「ホームページ制作の費用相場【2026年版】」もあわせてご覧ください。
やってはいけないこと⑤ 契約書・仕様書なしで進める
「信頼できそうな会社だから口頭だけで進めた」という判断は、後々のトラブルの原因になります。どんなに誠実な制作会社でも、認識のズレは必ず発生します。
▼ 契約前に書面で確認・合意すべき6つの事項
- 制作するページ数と各ページの内容
- 修正対応の回数と有料化の基準
- 納期・スケジュール
- 費用の内訳と支払い条件(着手金の割合など)
- 著作権・データの帰属(サイトのデータは誰のものか)
- キャンセル・中断時の精算ルール
特に「修正回数の無制限」という口約束は、後から有料になることが多いです。「何回まで無料か」を書面で確認することが重要です。
📌 契約前に確認すべきポイントを網羅した「ホームページ制作を依頼する前に確認すべきこと」もあわせてご覧ください。
やってはいけないこと⑥ スマートフォン対応を軽視する
「PCで見てもらう想定だから」という理由でスマートフォン対応(レスポンシブデザイン)を省いたり、後回しにするのは危険です。
総務省「令和7年版 情報通信白書」によると、インターネット利用端末のスマートフォン比率は約74%を超えています。BravoWebのクライアントサイトのデータでも、飲食店・美容室などBtoC業種ではスマートフォンからのアクセスが80%を超えるケースがあります。
(参考:総務省 情報通信白書 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/)

さらに、Googleの調査(Think with Google)では、読み込みに3秒以上かかるモバイルページではユーザーの53%が離脱するとされています。アクセス数の多いスマートフォンユーザーを逃さないためにも、表示速度は必ず確認してください。
(参考:Think with Google「The Need for Mobile Speed」https://www.thinkwithgoogle.com/)
Googleはスマートフォンでの表示品質を検索順位の評価基準に使用しています(モバイルファーストインデックス)。スマートフォン対応が不十分なサイトは、検索結果で不利になります。
(参考:Google Search Central「モバイルファーストインデックスの概要」https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/mobile/mobile-sites-mobile-first-indexing)
▼ 制作時に必ず確認すること
- スマートフォンでの表示確認(iPhone・Android両方)
- ボタンや文字のタップしやすさ
- 画像の読み込み速度(Googleの推奨は3秒以内)
- フォームがスマートフォンで入力しやすいか
やってはいけないこと⑦ ドメイン・サーバーの管理を制作会社に任せきりにする
「全部お任せします」とドメインもサーバーも制作会社に管理させてしまうと、後から問題が起きやすいです。
▼ よくある3つのトラブル事例
- 制作会社との契約を終了したら、ドメインやサーバーのログイン情報が受け取れなかった
- 会社の都合でドメインが別名義で取得されており、移管に時間とコストがかかった
- 制作会社が廃業し、サイトが突然消えた
ドメインは会社の重要な資産です。必ず自社名義・自社管理のアカウントで取得・管理してください。
▼ 最低限、自社で管理すべきもの
- ドメイン(お名前.com・ムームードメインなどで自社アカウント登録)
- サーバーのログイン情報
- WordPressの管理者アカウント(制作会社と共有はOKだが、自社でも必ず持つ)
- Google Search Console・Googleアナリティクスのオーナー権限
やってはいけないこと⑧ SEO対策を後回しにする
「まず公開して、SEOは後から考えよう」という判断は、二度手間になるだけでなく、機会損失にもつながります。
SEOはサイトの設計段階から組み込む必要があります。後から対応しようとすると、URLの変更やサイト構造の見直しが必要になり、既存のページ評価がリセットされるリスクがあります。
▼ 制作前・制作中に決めておくべきSEOの基本5項目
- 各ページのターゲットキーワードとタイトルタグ
- URLの設計(日本語ではなく英語スラッグ推奨)
- メタディスクリプションの設定方針
- 内部リンクの構造(どのページをどこに繋げるか)
- サイトマップの生成と送信設定
WordPressで制作する場合は、SEO設定の基本をまとめた「SEOに強いホームページ制作のポイント」も参考にしてください。
やってはいけないこと⑨ 公開して終わりにする
「ホームページを作れば自然と問い合わせが来る」という期待は、残念ながら現実とは違います。公開直後のサイトは、Googleからほとんど認識されていない状態です。
▼ 公開後にやるべき最低限のこと
- Google Search ConsoleへのURL送信(インデックス登録リクエスト)
- Googleアナリティクスでのアクセス確認
- 定期的なコンテンツ更新(ブログ・お知らせ・事例追加)
- 年1回以上の情報更新(料金・スタッフ情報・実績など)
特に「更新が止まったサイト」はGoogleの評価が下がりやすいです。週1回でも投稿できる仕組み(ブログ・お知らせ機能)を制作段階から組み込んでおくことをおすすめします。
やってはいけないこと⑩ アクセス解析を設定しない
「ホームページを作ったが、見られているのかどうかわからない」という状態は、改善のしようがありません。アクセス解析ツールを設定しないまま公開するのは、成果を出せないまま時間とお金を使い続けることになります。
▼ 最低限設定すべき2つの無料ツール
【Googleアナリティクス(GA4)】
- 何人が訪れたか
- どのページが見られているか
- どこから来たか(検索・SNS・広告など)
- どのページで離脱しているか
【Google Search Console】
- どんな検索キーワードで表示されているか
- 検索での順位とクリック率
- インデックスエラーの有無
- 被リンクの状況
この2つは完全無料で使え、WordPressであればプラグインで簡単に設定できます。制作会社に依頼する際は、公開と同時に設定してもらうよう最初に伝えておきましょう。
(参考:Google Search Console ヘルプ https://support.google.com/webmasters/)
やってはいけない10のこと|まとめチェックリスト
□ ① 目的・ターゲットを言語化してから制作を始めている
□ ② 競合サイトを調査し、差別化ポイントを把握している
□ ③ テキスト・写真素材を制作開始前に準備している
□ ④費用の安さだけでなく、サービス内容・実績で制作会社を選んでいる
□ ⑤修正回数・納期・費用内訳を書面で確認している
□ ⑥スマートフォン対応(レスポンシブ)を確認している
□ ⑦ ドメイン・サーバー・WordPressの管理権限を自社で持っている
□ ⑧ SEOの基本設定(タイトル・URL・内部リンク)を制作段階から考慮している
□ ⑨ 公開後の更新・運用体制を決めている
□ ⑩ Googleアナリティクス・Search Consoleを設定している
10項目すべてにチェックがつけば、後悔のないホームページ制作に近づいています。
よくある質問(FAQ)
Q. ホームページ制作で一番多いトラブルは何ですか?
A. BravoWebへの相談で最も多いのは「完成したが思っていたものと違う」というケースです。原因の大半は、制作前のヒアリング不足・要件の曖昧さにあります。目的・ターゲット・参考サイトを事前に明確にしておくことが最大の予防策です。
Q. 費用を抑えたい場合、どこで節約できますか?
A. テンプレートデザインの活用・テキストや写真素材の自社準備・ページ数を必要最小限に絞ることで、制作費を大幅に抑えられます。ただし、ドメイン・サーバー管理や解析設定などは省くべきではありません。
Q. 制作会社を変えたいとき、サイトデータは引き継げますか?
A. ドメイン・サーバー・WordPressの管理権限を自社で持っていれば、引き継ぎは比較的スムーズです。逆に制作会社名義で管理されている場合は、交渉・移管作業が必要になります。契約時に「データの帰属と引き渡し条件」を必ず確認してください。
Q. SEO対策はいつから始めれば良いですか?
A. 制作開始前のヒアリング段階から始めるのが理想です。各ページのターゲットキーワードとURL設計を決めた上でサイト構造を作ると、後から修正する二度手間がなくなります。
まとめ
ホームページ制作の失敗は、「作り始めてから気づく」ことがほとんどです。準備・会社選び・制作中・公開後のどの段階でもミスは起こりえますが、事前に知っておくことで防げるものが大半です。
「何のために作るか」「誰に見てもらうか」を明確にした上で、信頼できる制作会社と書面でしっかり合意を取りながら進めることが、後悔しないホームページ制作の基本です。
BravoWebでは、東京都内の中小企業・個人事業主を中心に、目的から逆算したホームページ制作をご提案しています。制作に不安がある方、失敗したくない方は、まずはお気軽にご相談ください。
- 監修者
- 田邉 文章 Fumiaki Tanabe