この記事は、客室数10〜50室規模のホテル・旅館・民宿を経営されている方、支配人・Web担当をされている方を対象に書いています。
「予約のほとんどがOTA(楽天トラベルやじゃらん、Booking.comなどのオンライン旅行予約サイト)経由で、手数料の負担が重い」
「公式ホームページはあるが、何年も更新しておらず予約につながっていない」
「作り直したいが、費用の相場も何から決めればよいかもわからない」
——ホテル・旅館のホームページについて、こうした悩みを抱える宿泊施設は少なくありません。
ホテル・旅館のホームページ制作で押さえるべきことは、OTAと公式サイトの役割を分け、公式サイトを「直予約の受け皿」として設計することです。デザインの美しさだけでなく、予約エンジンの連携、スマホでの予約導線、総額表示に対応した料金表示、Googleマップや生成AIからの送客までを一体で考える必要があります。
この記事では、旅館・ホテルのホームページに必要なページと機能、予約エンジンとサイトコントローラーの基礎、制作費用の相場(規模別)とOTA手数料と比べた費用対効果の試算、制作会社の選び方までを、公開されている調査データをもとに解説します。
【この記事のポイント】
- 直近1年に自分で宿を予約した585人のうち、最もよく使う予約手段はOTAが67.7%、公式サイトが24.9%(DIGITALIO 2026年調査)。公式サイトはOTAを置き換えるのではなく、リピーターと比較検討層を直予約に切り替える役割を担う
- OTAを主に使う人の57.9%は、価格・プランの比較のために公式サイトを見ている。ただし比較後にOTAを選ぶ理由の76.0%はポイントやキャンペーンで、公式サイト側にも価格と特典の設計が欠かせない
- ホテル・旅館のホームページ制作費用は、小規模で10万〜50万円、予約エンジン連携の標準的なサイトで30万〜150万円、フルオーダーで150万円以上が目安
- 客室10室の宿を仮定した試算では、売上の10%分(例:直予約比率20%→30%)を直予約に移して初めて年間の運用費を上回る。作る前に「何%分を移すか」を決めておく
INDEX
ホテル・旅館がホームページを持つ目的は「OTAとの役割分担」
ホテル・旅館のホームページは、OTAを置き換えるものではなく、OTAで宿を知った人やリピーターを、OTAの送客手数料がかからない直予約に切り替える受け皿です。OTAは新規のお客様に見つけてもらう「集客の窓口」、公式サイトは「予約の着地点とファンづくりの場」と役割を分けると、ホームページに載せるべき情報と予算の判断がしやすくなります。

自分で宿を予約する人の約7割はOTAを主に使っている
株式会社DIGITALIOが2026年4月に行った調査(事前調査は全国の20〜60代1,674人)では、直近1年以内に自分で宿泊施設を予約した585人のうち、最も頻繁に使う予約手段は宿泊予約サイト(OTA)が67.7%、宿泊施設の公式サイトが24.9%でした(DIGITALIO「宿泊予約の利用実態と特典に関する意識調査」)。
OTAは比較のしやすさと会員ポイントで旅行者を集めており、中小規模の宿が単独でこの集客力に対抗するのは現実的ではありません。一方で、約4人に1人は公式サイトを主な予約手段にしています。BravoWebは、OTAで見つけてもらい、公式サイトで予約してもらうという流れを前提に設計するのが、中小規模の宿にとって無理のない進め方だと考えています。
公式サイトが選ばれる理由は「安さ」と「限定特典」
同じ調査で、公式サイトを主に使う146人に理由を聞いた結果は次のとおりです。
| 公式サイトで予約する理由 | 割合 |
|---|---|
| 公式サイトが一番安いから | 43.8% |
| 公式サイト限定の特典が魅力的 | 38.4% |
| 詳細な空き状況や情報が正確 | 31.5% |
| 直接要望を伝えやすい | 27.4% |
OTAのポイント還元と比べられている
OTAを主に使う316人を対象にした同じ調査の本調査では、公式サイトを見る動機の1位が「宿泊予約サイトとの価格・プラン比較」で57.9%でした。つまりOTA利用者の多くも公式サイトを見ていますが、比較したうえで最終的にOTAで予約する理由は、次の3つで合計76.0%を占めています。
| 比較後にOTAで予約する最大の理由 | 割合 |
|---|---|
| 予約で貯まるポイントが欲しいから | 32.9% |
| ポイント付与を含めるとより安く予約できるから | 26.3% |
| キャンペーンでより安く予約できるから | 16.8% |
一方、価格が同じ場合に公式サイトで予約したくなる理由としては、「朝食無料・施設利用割引などの特典」が50.0%、「客室の無料アップグレード」が41.8%と上位でした。
調査で多く挙がったのは、デザインよりも価格・ポイント・特典といった「どちらで予約するほうが得か」に関わる理由です。公式サイトの料金がOTAと同じでも、OTAのポイント還元を含めると公式サイトのほうが割高に見えることがあります。ホームページを作り直す前に、ポイント分を上回る公式サイト限定の特典や価格を用意できるか、その原価をどこまで負担できるかを決めておくと、制作の効果が大きく変わります。
直予約が増えるホテル・旅館ホームページに必要なページと機能
直予約につながるホテル・旅館のホームページは、「宿の魅力が伝わるページ」と「迷わず予約できる導線」の2つで構成されます。最低限そろえたいページは次のとおりです。
| ページ | 掲載する内容 | 直予約への役割 |
|---|---|---|
| トップページ | 宿の特徴が一目でわかる写真とキャッチコピー、予約ボタン | 第一印象で「ここに泊まりたい」と思わせる |
| 客室 | 部屋タイプ別の写真・広さ・定員・設備 | OTAより詳しい情報で比較検討の不安を減らす |
| 料理・温泉・館内施設 | 食事内容、大浴場・露天風呂、館内設備 | 宿ならではの魅力を伝える |
| 宿泊プラン・料金 | 公式サイト限定プラン、税込の総額料金 | 「公式で予約する理由」を示す |
| アクセス・周辺観光 | 地図、交通手段、送迎の有無、周辺の見どころ | 旅程を立てやすくする |
| よくある質問 | チェックイン時間、キャンセル規定、子ども・ペット対応 | 電話・メールでの問い合わせを減らす |
| 予約・空室検索 | 予約エンジン(後述)の検索画面 | 予約を完了させる |
デザインで意識したい3つのこと
宿泊施設のホームページのデザインは、おしゃれさよりも「泊まった後の様子を想像できるか」「迷わず予約できるか」で考えると判断がぶれません。
デザインで意識したいこと
- 写真を大きく見せる:トップページや客室ページでは、文字より写真を主役にし、客室・料理・風呂の写真を画面幅いっぱいに使う
- 予約ボタンを常に表示する:どのページを見ていても、空室検索・予約ボタンが画面内に見える状態にする
- OTAとの違いを最初の画面で示す:「公式サイト限定特典」「公式サイト限定プラン」など、公式サイトで予約する理由をファーストビュー(最初に表示される画面)に載せる。価格の安さを打ち出す場合は、実際に他の予約経路より安いことを確認し、その条件も明記する
スマホから少ない操作で予約画面に進めるようにする
旅行の検索や予約はスマートフォンで行われることが多いため、スマホ表示を基準に設計し、どのページからでも予約画面に進めるようにすることが基本です。具体的には、画面下部に固定の「空室検索・予約」ボタンを置く、客室ページやプランページの中に予約ボタンを配置する、といった工夫で予約までの離脱を減らせます。
写真は「客室・食事・風呂・眺望」を優先して撮る
宿泊施設のホームページでは、写真が予約の判断材料の中心になります。OTAに掲載している写真と同じものしかないと、公式サイトを見る理由が弱くなります。撮影の優先順位は、客室、料理、温泉・大浴場、窓からの眺望、館内の雰囲気の順に考えるのがおすすめです。プロカメラマンによる撮影費用は1日あたり5万〜15万円程度が目安とされています(@SOHO「旅館・ホテルのホームページ制作費用」)。
多言語対応は「機械翻訳+重要ページの人の確認」から
インバウンドの予約を増やしたい場合は、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語などの多言語ページが必要になります。全ページをプロに翻訳すると1言語あたり10万〜30万円程度かかるため(同上)、まずは機械翻訳で全体を用意し、料金・キャンセル規定・アレルギー対応など誤訳が問題になるページだけを人が確認する方法が、中小規模の宿では現実的です。AIを使った多言語チャットボットの導入については、以下の記事で解説しています。
予約エンジン・サイトコントローラーの基礎と選び方
直予約を受け付けるには、予約エンジンとサイトコントローラーという2つの仕組みを理解しておく必要があります。どちらもホームページの外側にあるサービスで、ホームページ制作とは別に契約するのが一般的です。
| 仕組み | ひとことで言うと | 役割 | ホームページとの関係 |
|---|---|---|---|
| 予約エンジン | 予約受付 | 公式サイト上で空室検索・予約・決済を受け付ける | 予約ボタンや検索窓を埋め込んで連携する |
| サイトコントローラー | 在庫・料金の一括管理 | 複数のOTAと自社予約の在庫・料金を一元管理する | 予約エンジンと連携し、売り越し(ダブルブッキング)を防ぐ |
| PMS(宿泊管理システム) | フロント業務の管理 | 予約・チェックイン・会計などフロント業務を管理する | サイトコントローラー経由で予約データを受け取る |

すでにOTAを複数使っている宿では、サイトコントローラー(例:TL-リンカーン、ねっぱん!など)を導入しているケースが多く、そのサイトコントローラーと連携できる予約エンジンを選ぶことが最初の条件になります。予約エンジンの費用は、初期費用が数万〜数十万円、月額が5,000円〜3万円程度が目安です(@SOHO)。
予約エンジンを選ぶときのチェックリスト
- □ 現在使っているサイトコントローラー・PMSと連携できるか
- □ スマホでの予約手順が少なく、画面が見やすいか
- □ 公式サイト限定プランや会員割引を設定できるか
- □ クレジットカード決済・事前決済に対応しているか
- □ 多言語表示・外貨表示に対応しているか
- □ 予約ボタンのデザインや設置場所をホームページに合わせて調整できるか
- □ 月額費用に加えて、予約ごとの手数料がかかるか
予約エンジンを決めてからホームページのデザインに入ると、予約ボタンの配置や画面遷移を最初から設計に組み込めます。ホームページ制作会社には、予約エンジンの埋め込みと画面遷移の設計まで依頼範囲に含まれるかを確認しておくと安心です。
料金表示で注意したい総額表示と宿泊税
料金は、消費税を含めた総額(税込価格)で表示するのが基本です。国税庁は、総額表示義務を「事業者が消費者に対してあらかじめ価格を表示する場合に、消費税額を含めた価格を表示することを義務付けるもの」と説明しており、表示媒体を問わないとしています(国税庁 No.6902「総額表示」の義務付け)。
ここで混同しやすいのが、消費税を含めた総額表示と、宿泊税・入湯税など消費税とは別に必要な費用の明記です。この2つは分けて考えます。
料金表示の注意点
- 消費税:宿泊プランの価格は消費税を含めた総額で表示し、税抜価格だけを大きく見せない
- 宿泊税・入湯税:東京都・大阪府・京都市など宿泊税を導入している自治体の宿や、入湯税がかかる温泉旅館では、宿泊料金とは別に必要であることと金額を料金の近くに明記する
- サービス料・繁忙期料金:表示価格に含まれているのか、別途かかるのかを明確にする
別途かかる費用を分かりにくく記載すると、お客様が実際より安いと誤認する原因になり、景品表示法上の問題につながるおそれもあります。予約エンジン側の料金表示とホームページ側の料金表示がずれていないかも、公開前の確認項目に入れておきましょう。表示方法に迷う場合は、所轄の税務署や自治体の窓口に確認すると確実です。
ホテル・旅館のホームページ制作費用の相場
ホテル・旅館のホームページ制作費用は、小規模なサイトで10万〜50万円、予約エンジン連携の標準的なサイトで30万〜150万円、フルオーダーのブランドサイトで150万円以上が目安です。主要な比較記事の相場を整理すると、次のようになります。
| 規模・タイプ | 費用の目安 | 想定する宿・内容 |
|---|---|---|
| テンプレート型・小規模 | 10万〜50万円 | 客室10室程度まで。5〜10ページ、予約ボタンの設置まで |
| 予約エンジン連携の標準型 | 30万〜150万円 | 客室10〜30室程度。オリジナルデザイン、予約導線の設計、写真撮影を含むことも |
| フルオーダー・ブランド型 | 150万〜300万円以上 | 高級旅館・複数施設。撮影・多言語・ブランディングまで |
※PRONIアイミツ、StockSun、@SOHOの掲載相場をもとにBravoWebが整理
発注実績のデータとしては、Web幹事が公開しているホテルのホームページ制作の発注金額は平均77.8万円、中央値63.0万円で、50万円以下と50万〜150万円がそれぞれ44%を占めています(Web幹事「ホテル・旅館に強いホームページ制作会社」)。これは同サービスを通じて発注された案件の集計で、市場全体の平均ではありませんが、実際の発注価格の目安として参考になります。
なお、上の相場表は複数の比較記事の掲載相場をまとめた参考値です。撮影費・予約エンジンの費用・多言語ページの費用が制作費に含まれるかどうかは、会社や見積もりによって異なります。
制作費以外にかかる費用
ホテル・旅館のホームページは、公開後も予約エンジンや保守の費用が続きます。年間でどのくらいかかるかを事前に把握しておきましょう。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 予約エンジン | 初期 数万〜数十万円/月額5,000円〜3万円 |
| サーバー・ドメイン | 年間1万〜5万円 |
| 保守・更新サポート | 月額5,000円〜3万円 |
| 写真撮影 | 1日5万〜15万円 |
| 多言語翻訳(プロ翻訳) | 1言語10万〜30万円 |
※@SOHOの掲載相場より
見積もりを比べるときは、総額だけでなく「撮影費が含まれているか」「予約エンジンの埋め込みは別料金か」「多言語ページは何ページ分か」といった内訳を確認することが大切です。見積書の読み方は以下の記事で詳しく解説しています。
OTA手数料と比べた費用対効果の試算
費用対効果を左右するのは、売上の何%分をOTAから公式サイトの直予約へ移せるかです。制作費の相場がわかったら、次は「その費用を何年で回収できるか」を考えてみましょう。OTAの送客手数料は宿泊料金の8〜15%程度が目安とされています(@SOHO)。直予約でもカード決済手数料などはかかるため、浮くのは「OTA手数料と直予約側の手数料の差」です。ここでは、客室10室の旅館を例に、BravoWebが仮の条件で試算してみます。
試算の前提(仮定)
- 客室数10室、平均客室単価2万円、年間稼働率60%
- 年間の宿泊売上:10室×365日×60%×2万円=約4,380万円
- OTA手数料12%、直予約でかかるカード決済手数料を3.6%と仮定し、1件あたりの差8.4%が直予約で浮く金額
- 予約エンジン月額1万円+保守費月額1万円=年間24万円を運用費とする
| 売上のうちOTAから直予約に移った割合 | 浮く手数料(年間) | 運用費24万円を引いた差額 |
|---|---|---|
| 売上の5%分(約219万円) | 約18万円 | 約マイナス6万円 |
| 売上の10%分(約438万円) | 約37万円 | 約プラス13万円 |
| 売上の20%分(約876万円) | 約74万円 | 約プラス50万円 |

この試算は、2段階に分けて読むと判断しやすくなります。
試算の読み方
- 年間の運用費を上回るか:この条件では、売上の10%分を直予約に移して初めて、浮いた手数料が年間の運用費24万円を上回る
- 制作費を回収できるか:運用費を引いた差額で制作費を回収する。仮に制作費80万円なら、10%分では約6年、20%分では約1年7か月かかる計算
この試算には、公式サイト限定特典の原価、広告などの販促費、予約管理の手間(人件費)は含めていません。実際にはこれらの費用も差し引いて考える必要があります。
だからこそ、ホームページ制作と同時に、OTAのポイント還元を上回る公式サイト限定の特典(朝食無料・アップグレードなど)や価格設定を、原価を含めて計画することが重要です。また、直予約のお客様はメールアドレスなどの連絡先を自館で管理できるため、再来訪のご案内を直接送れることも、手数料の削減とは別のメリットになります。
※上記は仮定の数値による試算で、実際の効果は立地・客層・料金設定によって異なります。
自館の客室数・単価・OTA比率で試算してみたい場合は、BravoWebの無料相談でもお手伝いできます。必要なページ構成、予約エンジンの連携方法、概算費用を一緒に整理します(BravoWebへのご相談はこちら)。
Googleマップ・AI検索から公式サイトへ送客する
ホテル・旅館の公式サイトへの流入は、検索結果だけでなく、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)と、ChatGPTなどの生成AIからも生まれるようになっています。ホームページを作るときは、これらの経路から公式サイトに来てもらう準備も一緒に進めましょう。
Googleビジネスプロフィールと無料の予約リンク
Googleで宿名やエリア名を検索すると、地図とともに宿泊施設の情報や料金が表示されます。Googleは宿泊施設向けに、料金と空室状況をGoogleに連携し、公式サイトへの予約リンクを無料で表示できる仕組みを用意しています(Google ホテル センター ヘルプ「ホテルオーナー: スタートガイド」)。予約エンジンやサイトコントローラーの中には、この連携に対応しているサービスもあるため、選ぶ際に確認しておくとよいでしょう。
あわせて、Googleビジネスプロフィールの写真・営業情報・公式サイトのURLを最新に保ち、口コミに返信することも、公式サイトへの送客につながります。
生成AIで宿を探した旅行者は約3人に1人
株式会社宿研が2025年7〜8月に国内旅行をした1,000人を対象に行った調査では、宿泊先探しで生成AIを活用した旅行者は32.6%でした(AppBank「旅行者の3人に1人がAIで宿探し」)。生成AIは、公式サイトやGoogleビジネスプロフィールなどの公開情報をもとに宿を紹介するため、公式サイトに客室数・料金帯・アクセス・設備・対応言語などの基本情報を、文章で正確に載せておくことがAIに正しく紹介してもらうための土台になります。AI検索への対策は以下の記事で解説しています。
制作会社の選び方と制作の流れ
制作会社選びで見るべきなのは、デザインの好みよりも、予約エンジンとの連携、写真撮影、多言語対応、公開後の更新まで任せられるかです。
依頼前に確認したい5つの項目
- □ 予約エンジン・サイトコントローラーとの連携や、予約ボタンの設計に対応できるか
- □ 写真撮影を手配できるか、費用が見積もりに含まれているか
- □ 多言語ページの作成方法(機械翻訳/プロ翻訳)と費用が明確か
- □ プラン・料金の更新を自館でできるCMS(WordPressなど)で作るか
- □ Googleビジネスプロフィールや検索対策など、公開後の集客まで相談できるか
複数社に見積もりを依頼する場合は、上記の条件をそろえて比較すると判断しやすくなります。相見積もりの進め方は以下の記事を参考にしてください。
BravoWebがご相談時に確認していること
BravoWebでは、宿泊施設のホームページについてご相談をいただいた場合、最初に客室数、今のホームページ、利用中の予約システムやサイトコントローラー、OTA経由の予約の割合を伺っています。そのうえで、必要なページ構成と予約エンジンの連携方法をご提案しています。制作会社に相談する前にこの4点を整理しておくと、どの会社に相談する場合も見積もりの精度が上がります。
自分で作るか、制作会社に依頼するか
WixやJimdoなどのホームページ作成ツールを使えば、費用を抑えて自分で作ることもできます。客室数が少なく、まずは宿の情報と予約ボタンを載せたいという段階であれば、自作も選択肢になります。一方で、予約エンジンとの連携設計、写真の質、多言語対応、総額表示の確認まで自館だけで行うのは負担が大きいため、直予約を本格的に増やしたい場合は制作会社への依頼が向いています。判断基準は以下の記事で比較しています。
今のホームページをリニューアルする場合の注意点
すでに公式サイトがある宿のリニューアルでは、新規制作とは別に次の点を確認しておくと、公開後のトラブルを防げます。
- □ ページのURLが変わる場合、旧URLから新URLへ転送(リダイレクト)を設定するか
- □ 予約エンジンを切り替える場合、切り替え前に受けた予約の管理方法と移行日を決めているか
- □ Googleビジネスプロフィール・OTA・SNSに載せている公式サイトのURLを更新するか
- □ 旧サイトのアクセス数や予約数を記録し、リニューアル後と比べられるようにしているか
制作期間の目安は3〜6か月
ホテル・旅館のホームページは、写真撮影や予約エンジンの設定が入るため、一般的なコーポレートサイトより期間が長くなりやすく、3〜6か月程度を見込んでおくと安心です。おおまかな流れは、目的と予算の整理 → 予約エンジンの選定 → ページ構成の設計 → 写真撮影 → デザイン・制作 → 予約動作のテスト → 公開の順です。撮影は季節(新緑・紅葉・雪景色など)によって印象が大きく変わるため、繁忙期に入る前に撮影時期を決めておきましょう。制作の全体の流れは以下の記事で解説しています。
BravoWebのホテル・旅館向けホームページ制作のご案内は、以下のページにまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1. ホテル・旅館のホームページ制作費用はいくらですか?
小規模なサイトで10万〜50万円、予約エンジン連携の標準的なサイトで30万〜150万円、フルオーダーのブランドサイトで150万円以上が目安です。別途、予約エンジンの月額費用や保守費がかかります。
Q2. OTAに掲載していれば、公式ホームページは不要ですか?
OTAだけでも集客はできますが、すべての予約に手数料がかかります。公式サイトはOTAで宿を知った人やリピーターを直予約に切り替える受け皿になるため、OTAと併用するのが一般的です。
Q3. 旅館のホームページで直予約を増やすには何が必要ですか?
スマホで迷わず予約できる導線と、OTAのポイント還元を上回る公式サイト限定の特典や価格設定の2つが重要です。調査では公式サイトで予約する理由の1位が「一番安いから」でした。
Q4. 予約エンジンとサイトコントローラーの違いは何ですか?
予約エンジンは公式サイトで予約を受け付ける仕組みで、サイトコントローラーは複数のOTAと自社予約の在庫・料金を一元管理する仕組みです。今使っているサイトコントローラーと連携できる予約エンジンを選ぶのが基本です。
Q5. ホテルのホームページ制作にはどのくらいの期間がかかりますか?
写真撮影や予約エンジンの設定が入るため、3〜6か月程度が目安です。撮影は季節によって印象が変わるため、繁忙期に入る前に撮影時期を決めておくと進めやすくなります。
Q6. ホテル・旅館のホームページは多言語対応が必要ですか?
インバウンドの予約を増やしたい場合は必要です。まず機械翻訳で全体を用意し、料金・キャンセル規定・アレルギー対応など誤訳が問題になるページだけ人が確認する方法なら、費用を抑えて始められます。
まとめ
ホテル・旅館のホームページ制作で大切なのは、OTAと役割を分け、公式サイトを直予約の受け皿として設計することです。
- 自分で宿を予約する人の主な予約手段はOTAが67.7%、公式サイトが24.9%。公式サイトはOTAで見つけた人とリピーターを直予約に切り替える場所
- 直予約を増やす決め手は、スマホで迷わない予約導線と、OTAのポイント還元を上回る公式サイト限定の特典・価格設定
- 予約エンジンは、今使っているサイトコントローラーと連携できるものを先に決める
- 料金は税込の総額で表示し、宿泊税など別途かかる費用を明記する
- 制作費用は小規模で10万〜50万円、標準的なサイトで30万〜150万円が目安。客室10室の宿なら、売上の10%分以上を直予約に移す計画を立てる
まずは、現在の予約の何割がOTA経由かを確認し、公式サイト限定で用意できる特典を書き出してみてください。そのうえで、必要なページと予算を整理すると、制作会社への相談もスムーズに進みます。
BravoWebに無料相談する
予約のほとんどがOTA経由で、手数料の負担が重い
公式ホームページが古く、スマホから予約しにくい
ホームページを作り直したいが、費用と何から決めればよいかわからない
客室数、今のホームページ、利用中の予約システムやサイトコントローラー、OTA経由の予約の割合がわかれば、必要なページ構成・予約エンジンの連携方法・概算費用を具体的にご案内できます。
中小企業・個人事業主様のホームページ制作を
数多く手がけてきた実績をもとに、最適なプランをご提案します。
※ 相談・お見積りは無料です。
- 監修者
- 田邉 文章 Fumiaki Tanabe






