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企業のホームページ作成でやってはいけないこと企画設計・業者選定編(Web制作会社がズバリ教えます)
企業のホームページリニューアルや新サービスのホームページ制作担当にいきなり任命されると、「何をすればいいの?」「どの業者を選べばいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
ホームページ制作でやってはいけないことをしっかりと踏まえておかないと
- 全く問い合わせ数が減少する
- 目的に合っていない
- 悪徳制作会社に頼んでしまう
など、会社での信頼も失ってしまうかもしれません。
そうならないために、2010年から多くのホームページ制作を行ってきた私たちがズバリ!ホームページ制作でやってはいけないことをご紹介します。
目次
企業のホームページ制作でやってはいけないこと|企画設計
まずは、ホームページの企画設計段階でやってはいけないことをご紹介します。ホームページ制作会社に依頼する前に、社内でしっかりと以下の内容をまとめることで、コンセプトが明確になり制作依頼もスムーズに進みます。
逆に、この段階はプロジェクトの初期段階でもあり失敗の原因を多く作ってしまうフェーズですので、しっかりと進めてください。
既存ホームページの問題点をまとめていない
既存のホームページがある場合、問題点をしっかりと把握しましょう。それをしないと、新しいホームページができても、問題が改善されたのか検証することができません。
自分一人で考えるより、社長や部長など経営陣や営業担当などの方に簡単なヒアリングを行うだけでも、気付かなかった問題点を見つけることができます。
ホームページの目的・目標数値を決めない
ホームページ制作で目的を決めないことは、ゴールを決めないことと同じです。この状態でホームページ制作を始めてしまうと、ページ構成やデザイン、機能などを決めることができず、完成後に「どーして?」と叫びたくなってしまいます。
私たちはこれまで多くの企業様のホームページを行なってきましたが、お話をお伺いすると3割程度で目的が不明でした。ホームページ制作を成功させるためにも、ぜひ目的をしっかりと決めてください。
ちなみに
- お客様に好印象のホームページにしたい
- 今風のかっこいいデザインにしたい
上記のようなことは目的としては良くありません。より具体的に設定することをお勧めします。
例えば
- お問い合わせ数を、今の1.5倍にしたい
- アクセス数を、1年で2倍に増やしたい
- 求人のエントリー数を前年比30%アップ
など、数字と合わせて設定するとより明確になります。制作が進んでも、常のこの目標に立ち返ることで、正確な判断をすることができます。
ターゲットユーザーが曖昧
「誰に向けたホームページなのか?」決めることは、デザインの方向性やコンテンツなどを計画する上で欠かせません。しかし、よくあるケースとして、ターゲットが絞り込めていなくて、結局全ての人になってしまっています。
例えば
- ターゲットの年齢層が 20代〜60代の男女
- BtoBとBtoC 両方の企業
などです。正しい例として、「都内で働く20代の独身女性」など、人物像がイメージできるユーザー設定がいいでしょう。
企業のホームページ制作でやってはいけないこと|業者選定
提案依頼書(RFP)を作らない
提案依頼書(RFP)は、ホームページ制作をする上での目的や仕様、要望などをまとめた資料になります。RFPを準備することで、質の高い提案を受けることができます。また、見積金額も低く抑えることも期待できるので、制作会社を選定するときには必ず準備しましょう。
しかし、いきなりRFPを作れって言われてもという方に、テンプレートをご準備いたしました。こちらに記入することで簡単にRFPを作成することができます。
初期費用無料の制作会社を選んでしまう
ホームページ制作料金のほとんどが「ディレクター」「デザイナー」「エンジニア」等の人件費となります。通常の制作会社は、制作期間などを考慮して制作費用と保守管理費の2種類の費用を見積します。
しかし、中には初期費用無料をうたった制作会社もあります。そのような制作会社は以下のような場合が多いです。
- テンプレートを使用してほとんど制作を行わない(テンプレートを使っていることは言いません)
- 保守管理費をリースなどで長期契約し解約を認めない
ほとんどの会社でホームページを持つようになり、どの会社も魅力的なデザインやコンテンツで、問い合わせや売上を上げるために日々努力しています。そんな中でテンプレートを使用して、ロゴとテキストのみを変えたホームページで高い効果が出るはずがありません。
また、ページ構成からテキスト、写真の準備などのほとんどを行わず、言われた最低限しか制作しないなど、ご担当はとても苦労することが多いようです。
リース契約の場合は、トラブルが非常に多く業界でも大きな問題となっています。 中小企業庁ではこのような業者に対して注意喚起を行っています。
リース契約後には途中解約ができません。
中小企業庁
事業者間の場合クーリングオフが適用されません。
情報の更新を依頼してもこのような業者はほとんど対応しません。
https://www.chusho.meti.go.jp/soudan/2009/090820LeaseThink.htm
初期費用無料で月々3万円の5年リースを契約した場合、180万円支払うことになります。この金額であれば、かなりクオリティの高いホームページが制作できます。
このような悪徳業者には、くれぐれも注意しましょう。
目的に応じた制作会社を選んでいない
ホームページ制作会社には、目的や予算に応じて依頼する必要があります。
例えば、大手企業を多く制作している会社の小規模な企業が依頼した場合、予算が合わないことが多いです。
また、デザインを重視している制作会社に、マーケティングやSEOを期待しても成果を出すことは難しいです。目的や予算に応じて、最適な制作会社に依頼するようにしましょう。
ちなみに、私たちは「Web集客できるホームページ制作」をコンセプトに中小企業に向けて、企画、デザイン、集客を最適なバランスで制作を行っています。
ホームページ制作無料お問い合わせを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
SEOなどマーケティングを全く考慮しない制作会社を選ぶ
ホームページは、企業にとってお問い合わせや売上を上げるための重要なメディアです。そのため、マーケティングの視点なしに、デザインのみでホームページ制作を行ってしまうと、公開後にお問い合わせ数や売上、アクセス数など目標を達成することができません。
ホームページを制作する時には、マーケティングとデザインの両方をバランスよく検討することが必要です。
制限が多いCMSを選んでしまう
近年は、CMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれる社内でも簡単に情報を更新することができるシステムでホームページ制作をすることが一般的になっています。
専門知識がなくても、様々な情報を配信することでホームページを最強のマーケティングツーツに育てていくことができます。
CMSには様々な種類があるのですが、デザインを変更しにくかったり、追加機能を入れることができないなど制約の多いCMSもあります。CMSでホームページを制作する場合は、利用状況を調べて多くの企業が採用しているCMSを採用するようにしましょう。
弊社で多く制作しているWordpressというCMSは日本国内シェア83%を誇るシェアNo.1のCMSです。
企業のホームページ制作でやってはいけないこと企画設計・業者選定編のまとめ
ホームページ制作でしてはいけないことを、Web制作会社の私たちからご紹介しました。一通り読んでいただくと、当たり前と思われた方も多かったと思いますが、実際にはすべてをクリアして検討されている企業様は以外に少ないです。
ご紹介した内容をチェックしていただき実施していただくことで、必ず高品質で適正な価格のホームページ制作をすることができます。
ぜひ、目的を達成できるホームページ制作を行なってください。
ホームページ制作のご担当になられた方の参考になれば幸いです。