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マンガ作成の準備から完成までの流れ

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マンガ制作を依頼することになったけれど、具体的にどんな準備をすればいいのかいまいちよく分からない。マンガ制作っていったいどのようにして進めていくのだろう?
今回はマンガ制作における準備から納品までの流れを、順を追ってお伝えします。

目的の設定

これから制作するマンガをユーザーたちに何を「一番伝えたいこと」という明確な目的を決めてください。これを明確にすることがマンガ制作をする上では最も重要と言っても過言ではありません。
もし、この目的が明確でないと、ユーザーはストーリーに共感出来なかったり、あまり印象に残らなかったりという結果となってしまいます。
また、実は制作にも影響します。何を伝えるかがはっきりとしていない為、修正も多くなり、スケジュールにも影響してしまうこともあります。

掲載する媒体を決める

「一番伝えたいこと」を決めたら、次に掲載する媒体を決めましょう。LP用、コンテンツ用、SNS用、社内報用など企業によって掲載する目的や用途によって様々です。スマホでの閲覧のみを目的とする場合は縦割りマンガ形式が適しているので、制作会社とその点は事前に打ち合わせをしておくことをお勧めします。

ストーリー作成(起承転結)

ストーリー作成で起承転結を起用するメリットは、ストーリー作成のしやすさと、物語の進行が分かりやすく、ユーザーにも理解しやすいという点です。

・「起」
物語の導入部分で、「これからこういった内容で話が展開していきますよ」という役割をもっています。誰とも知れない主人公が出て来ていきなり話が展開するのではユーザーを完全に置いて行ってしまいます。
「私はXXというマンガでYYという主人公を軸にこれからこんな話が展開していきますよ」といった自己紹介をしてユーザーの心を引き付ける役割をします。

・「承」
「起」の自己紹介をベースに話を発展させるフェーズです。ストーリーに引き込むための場面を入れたり、後の話の伏線となるポイントの話を盛り込んだりと、マンガの面白さを膨らませるための工夫が可能な部分です。

・「転」
文字通り、ストーリーの展開がこの場面で大きく変わる部分です。順調に進んでいたプロジェクトで急に問題が発生したなどベタな流れもあれば、ユーザーの予想をしない展開に発展するなど、「続きが気になる」工夫を盛り込ませ、場面を面白くしましょう。

・「結」
今まで展開してきた「起」「承」「転」のストーリーを取りまとめる「結」。前述した「一番伝えたいこと」をここで伝えましょう。あまり長くなりすぎると、ユーザーとしても「何を伝えたかったのだろう?」と混乱してしまいます。なので、簡潔にさっぱりと、「なるほど、それが言いたかったのか」という印象にまとめます。 展開する内容によって起承転結のボリュームは変わってきますが、ユーザーにメッセージを伝えられるまとまったマンガストーリーを作成することが出来ます。

マンガのタッチを決める

ストーリーが大体出来上がって来たら、その話を展開するマンガのタッチを選定します。
「XXのマンガが好きだからXXみたいなのがいい!」という考え方は現実的ではありません。マンガ制作(特に企業用において)はあくまで、そのユーザーにいかに読んでもらうかということがポイントです。したがってユーザーの好むタッチを選択するのが正しいです。
例えば若い女性向けであれば「少女漫画、レディース漫画風」のタッチ、老若男女問わず幅広い層向けであれば「デフォルメタッチ」の様にターゲットのユーザー層によって読まれやすいタッチの傾向があります。
その上でその企業らしさやエッセンスを加えることで、ストーリーとの相性の良いユーザーの心を引き付けるマンガに仕上げることが出来ます。

プロットを作成する

次は先ほど作成したストーリーをプロットに落とし込みます。ここでいうプロットとはマンガ全体を構成するための設計図みたいなもので、先ほど作成したストーリーを基に、1コマ1コマに分けて、どのように話を展開していくかを構成していきます。

また、英語の5WのWhen(いつ),Where(どこで),Who(誰が),What(何を),Why(なぜ)を意識するために描き出したりすることもあります。

ネームの作成

プロットをベースに大まかなコマ割りを行います。そのコマでどんなシーンが展開されるのか、どんなセリフを言っているのかがなんとなく分かる程度の「マンガの下書き」です。
ここでコマの大きさや人物の配置などを調整し、全体感を決定していきます。
現在ではデジタルで作成される漫画家さんが増えていますが、この部分は手書きの方が早かったりもするので、手書きのものを確認することもあります。

ラフの作成

ネームが完成したら次にラフの作成をします。ラフは実際にペン入れをする前の下書きというイメージです。ネームでは明確にしなかった人物の表情や、背景など、細かい部分を書き込み、そのコマの情景や人物の動きなどが分かります。

ペン入れ

ペン入れとは、ラフで書いていた線の上をなぞってコマ内の実線を決め、実際のマンガを仕上げる工程のひとつです。マンガ家にとっては特にアナログでは修正が難しいため、とても緊張する工程です。
デジタルだと容易に修正できるというイメージがあるかもしれませんが、ペン入れをした後の大幅な修正は難しいため、修正はラフまでの段階で完了するようにしましょう。

着色

着色では、実際にマンガに色を入れたり、テクスチャを加えたりし、最終的な全体の調整をしてマンガを完成させる工程です。
この工程が完了したらマンガが完成して納品となります。

まとめ

以上がマンガ制作を始めるにおいての準備から実際のマンガ制作の工程です。
マンガ制作においてやはり一番重要なのは「一番伝えたいこと」という明確な目的を決めることです。しっかりとした軸を設定することで、ユーザーの心にしっかりと訴えかけることのできるマンガが完成し、マンガの持つ効果を実感して頂けると思います。