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Instagramとマンガ(おすすめインスタマンガ家5選)
マンガは少し前までは週刊誌や単行本で読み、毎週、毎月新刊が出るのを楽しみに待ち、マンガは紙媒体以外で読むという発想はなかったと思います。
しかし、現在ではスマホやタブレット、マンガ配信サービス、企業によってはメールで社内報をマンガで配信するなど、インターネットの普及により様々な種類のマンガが登場しています。日本人にはなじみ深いマンガはいつでもどこでも読むことが出来るとても身近な存在となりました。
今回はその中でも、SNSのInstagramで配信されるマンガについて取り上げたいと思います。Instagramでは写真を投稿するユーザーが多く、自社のPRとしてインフルエンサーを起用して商品を紹介してもらうなど、試されたことがあると思います。
京都の会社、株式会社NAPBIZが調査した「Instagramにおけるエンゲージメントの調査」によると、イラスト系インスタグラマー(投稿をイラストやマンガで投稿する人)たちにPRをしてもらう方が、それ以外のインスタグラマーに比べて3倍もエンゲージメントが高いことが分かりました。
リンク:マンガ・イラスト系インフルエンサーのエンゲージメント率は一般的なインフルエンサーの3倍以上!?
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000046599.html)
インフルエンサーなどのインスタグラマーのファンは、その「人」に対しての親和性からその人の投稿を閲覧しに来ることを目的としているため、人>モノとなります。しかし、マンガ・イラストを配信しているインスタグラマーのファンはその人の「マンガ・イラスト」を読むことを目的として訪れるため、そのマンガが「いいね!」と感じれば、たとえそれがPRであっても拡散されやすい傾向になっています。
前置きが少し長くなりましたが、そんなInstagramでマンガを配信しているクリエーターさんを今回はご紹介します。
インスタマンガ5選!
漫画家:えりた
https://www.instagram.com/erita_enikki/
えりたさんのお仕事マンガやコミックエッセイを随時更新しています。
お仕事マンガはご自身の体験談などをベースに広告代理店の営業として経験されたことをユーザーに分かりやすく描かれています。営業職でなくとも共感できる部分が多くありファンもとても多いです。
クリエーター:pantovisco
https://www.instagram.com/pantovisco/
pantoviscoさんのマンガで良く連載されている「LINEシリーズ」はトークの画面をベースに展開する1コマ漫画が印象的です。他にも1枚で完結するシュールなストーリーを展開しています。
1枚で完結しているのでそのまま一覧でも読むことが出来てしまうようにサムネイルを作られているので、ついつい「他のはどんなだろう?」と読み続けてしまいます。
クリエーター:山田全自動
https://www.instagram.com/y_haiku/
山田全自動さんの特徴は何と言っても浮世絵風のタッチ。
身の回りにある「あるある」な出来事を徒然なるままに絶妙な1シーンと共に書かれています。
通常は白背景がベースですが、和紙を使い込んだような背景がより世界観を引き出しています。
クリエーター:こつばん
https://www.instagram.com/kotsu_ban/
こつばんさんはご自身の娘さんとの日常生活というテーマでマンガを描かれています。
娘さんのいるご家庭なら何かしら少なくとも3つは共感できるんじゃないか、というような内容の短編ストーリーです。所々でPRなどを入れたマンガもありますが、日常的な自然の流れの中で展開されるストーリー内での話なのでそんなにPRっぽさを感じず、自然に読むことが出来ます。
漫画家:そろそろ谷川(耐え子の日常)
https://www.instagram.com/taeko_ol/
そろそろ谷川さんの連載漫画の作品。必ず理不尽なことに遭遇する主人公耐え子の日常を描いた作品です。2015年からTwitterで公開され、Instagramで連載が始まったのは2018年から。単行本の出版やアニメ化など、SNSでのフォロワーが60万人超えの人気マンガです。
まとめ
テーマとしては「日常」を取り上げている漫画家さんが多く、ついつい共感してしまったり、納得してしまったりする内容が多く、一般のユーザーを引き付けます。私もこの記事を作成しながら、本来の目的を忘れてしまいそうになるくらい夢中になってしまうような内容でした。
連載されているマンガとは大きく異なるInstagramのマンガもまた、今の時代のマンガとして私たちの日常を充実させてくれるコンテンツの一つなのではないかと思います。