最新情報 & コラム
ホームページリニューアルを考えるタイミングはいつが最適?
ホームページをリニューアルする理由は様々ですが、予算などを考えるとおいそれと実行に移すことは中々難しいものがあります。
ではどんな時にホームページリニューアルを検討すればよいのでしょうか?
結論を先に言うと、「リニューアルしたいなぁ」と思った時がそのタイミングです。ざっくりしていますが、このリニューアルしたいという感情が出ている時点で、現サイトに何かしらの不満があるのです。
この記事では、その「何かしらの不満」を明確にするために、ホームページリニューアルを考えるべきタイミングをいくつかご紹介します。もし1つでも当てはまればリニューアルを考える時期かもしれません。
ホームページからの売り上げをUPしたい
ホームページは24時間稼働する営業マンと比喩されることも多く、売り上げをUPする為にリニューアルしたいと思うのは当然です。
ただし、売上UPでのリニューアルは商品やサービスの情報や自社ブログの更新、コンテンツを充実させるなど、自社でできる限りの努力をし、それでも好転しない場合に考えましょう。そもそも更新を一切行わない・コンテンツが不足しているという状況でリニューアルを行っても、おそらく同じような状況になってしまい効果が出ることはないでしょう。
ホームページはコツコツと成長させていくものです。「記事をコツコツと100記事書いた」「コンテンツも充実させた」そこまでやっても効果が出ないということは、そもそものコンテンツ構成やサイト導線の設計に問題があると考えられます。
そういった構成や導線の問題をクリアにするには、サイト全体の設計を見直さなければいけないため、ホームページリニューアルが必要となります。
せっかくユーザーが問い合わせの意思を固めても、そのページへの導線が敷かれていないと売り上げの損失になってしまいます。ユーザーが関心を持つところから確約まで、スムーズにできるホームページだと売り上げUPにも繋がるでしょう。
コンテンツを整理したい
開設当初はとても見やすかったホームページでも、度重なる更新・修正を繰り返していくと、コンテンツやメニューの項目が増えていき、それに比例してサイトの構成が煩雑になっていきます。煩雑になってくるということは、ホームページを利用するユーザーは目的のページまでたどり着かないということが発生するかもしれません。
良質なコンテンツがたくさんあっても、ユーザーに見られないと意味がありません。
デザインの上でも、制作会社はある程度考えて修正してくれますが、コンテンツが増えるにつれ各メニューに項目を追加していくとなると、最初はスタイリッシュに見えていたデザインも窮屈な印象になってしまいます。
サイトを整理整頓することでユーザーが使いやすくなり、より効果的なサイトになりますので、制作会社に「修正・機能追加の依頼を多くしているかも」と感じてきた方は、リニューアルを考えてもよいタイミングかもしれません。
デザインを新しくしたい、スマホに対応させたい
競合他社のホームページと比べると、自社サイトの見た目が悪いと感じたことはありますか?
webサイトにもトレンドがあり、数年前からはモバイルファーストというスマホ向けのデザインを重視してホームページを作ることが非常に多くなっています。それに加え、昔のホームページは立体的なデザインのものが多かったのですが、現在はシンプルなフラットデザインが主流となっています。
いまや一人一台、当たり前に持っているスマートフォンで情報を収集しますので、今までの大きい画面だけではなく、手元の小さな画面でも快適に見られるような作り方になっています。
現在のスタンダードがレスポンシブデザインというスマホ・PCどちらでも快適に見られる作り方をしているサイトが多いので、スマホに対応していないだけでユーザーには古臭さを感じさせてしまう可能性があります。
Googleの評価基準はスマホに!?
これまで検索結果に表示される検索順位は、PCページが評価基準となっていました。しかし、2018年にGoogleがモバイルファーストインデックスというモバイル向けページを主要インデックスにするアルゴリズムを導入したことで、ホームページをスマホ対応させる重要性が増えました。
つまり「スマホに対応していない」というだけで検索順位の点で大きなハンディキャップを抱えてしまうことになるのです。
企業イメージを一新したい
社名やロゴなどが変わったりする際に企業イメージを変更するのに合わせてホームページのリニューアルを行う場合もあります。ロゴやホームページ、企業の雰囲気など(やわらかめ、固めなど)統一感をもたせることで会社のブランド化につながります。
逆に、ホームページのリニューアルをきっかけに企業イメージを刷新するというのもよいかと思います。
サイトの更新を楽にしたい
「知人にサイトを作ってもらったけど自分で更新できない」「更新代行の金額が高い」「webに詳しい人が退職してしまった」など諸事情でサイトの更新が滞っている場合もリニューアルのタイミングの一つです。
情報が古いままだと、サイトを見に来たお客様に不信感を抱かせてしまうので、ホームページは頻繁に更新し、情報の鮮度をよくしておくことが大切です。
リニューアル時にCMS(コンテンツ管理システム)を導入することで、ウェブの知識がない人を含めた社内の全員でサイトを更新するといったことができるようになるので、運営方法を考慮した上でCMS導入を検討してみるのもよいでしょう。
検索結果の上位に出したい
日々、検索エンジンはアップデートされています。これはどういうことかというと、検索結果の上位に来る条件が変わるということを意味しています。
つまり、現サイトの構造が問題なくても、検索エンジンが更新されることで、ホームページの構造を適正化していかなければなりません。
先に述べたモバイルファーストの仕様もその一つです。昔はPC基準だったためスマホに対応していなくてもよかったのですが、現在はスマホに対応していないサイトは順位を落とされてしまいます。
現サイトのままホームページ全体のSEO施策を見直すことは非常に難しいため、リニューアルを行うほうがよいでしょう。
まとめ
ホームページリニューアルを考えるべきタイミングをご紹介しましたが、1番は視覚的に「古いなぁ」と感じたら、大体リニューアルのタイミングです。
Webサイトの技術やトレンドの変化のスピードはめまぐるしく、作成から5年ほどたったホームページは現在のサイトデザインと作りが大きく違う場合があるため、ユーザーに古い印象がダイレクトに伝わってしまいます。
今は一人一台スマホを持つ時代ですが、10年前はこんなにスマホは普及していませんでした。SNSなどマーケティング方法も今と10年前では大きく変わりましたし、次の10年もおそらく大きな変化があるでしょう。
そういう時代の流れにのって、ホームページもユーザーに情報が届きやすい形に変えることで、より大きな効果を出します。逆に、ユーザーの使用感やサイトの見た目を考えず、古いサイトのままだと、逆効果になってしまう恐れがありますので注意が必要です。
ホームページは会社の顔であり、看板でもあり、24時間働ける営業マンでもあります。ホームページで思ったような結果が出ていなければ、効果的なリニューアルを行い、ホームページにバリバリ働いてもらいましょう!